颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

新入り猫、先住猫とご対面

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我が家にやってきた2匹目の猫。 1週間ほど経って家にもだいぶ慣れてリラックスしてくれているので、そろそろ寝室暮らしから脱却を試みよう!と画策。

リビングの方はもちろん先住猫がいるため、いきなり行くのも大変になってしまいそうだから、数日かけてケージ越しで対面を繰り返します。 ケージ越しであれば特別威嚇するようなこともなく、ただ匂いをひたすら確認する感じだったので、もしかしたら大丈夫かも?と思い対面に向かうことに。

もし喧嘩が始まったらすぐ止めれるようにクッションを片手に持ちながら(もし何かあったら猫の間にクションを投げ込む)、恐る恐るケージから解放します。

シャーシャー合戦になってしまうかと思いきや、意外と何も起こりませんでした。

むしろ新入り猫はいきなりお腹をみせていた

とはいえ先住猫は近づこうともせず、じっと緊張した面持ちで様子を伺っている感じ。寝室に新入り猫がずっといたためか寝室には匂いがだいぶ新入り猫のものになってしまい、そもそもそこが落ち着かないようでした。

一旦この日はここで終了させ、翌日リビングでご対面させることに。

新入り猫をいざリビングに放つと、好奇心の塊だからか、目につくもの全て興味津々。そりゃそうなのですが新しい場所への探究心がとてつもなく、いろんなところを探検しまくっていました。

その中で先住猫はというと、昨日とはうってかわって、新入り猫をひたすら付き纏ってお尻の匂いを嗅ぎに行きます。(意外とアグレッシブ!)

お尻ストーカー先住猫

リビングは自分のテリトリーだからか、強気でいけたりするのかな?と推測。 当の新入り猫はいくらお尻の匂いを嗅がれようが、新しい場所への探究心が優って先住猫のことなど気にも留めません。(こちらも大物!)

ましてや先住猫のお水をあっさり飲んでしまったり、先住猫が使っているトイレでおしっこしたりと、やりたい放題で我々もびっくり。勝手に自分のテリトリーに土足で入ってきてズカズカと詰め寄ってくる感じの陽キャ感がすごく、もし私だったら一番苦手なやつ〜と思いながらも、猫同士仲良くなるためには必要なのかも?と思い静観します。

いきなりよその猫のお水飲むかね〜肝がすわっている新入り猫

先住猫が付き纏っている中で新入り猫もお互いを意識し出して、匂いを嗅ぎ合ったり鼻チューを何度かしているので意外といい感じかも?と思いましたが、たまに先住猫の手が出そうになったり、近づきすぎるとシャーが出てしまい、喧嘩にはならないけど、仲良くなるにはもう少し時間がかかりそうです。

絶妙な距離感

でも思ったよりもいい空気感が流れていて、絶妙な距離をとりながらもお互い寝ていたりするので、徐々に仲良くなってくれるかもと思わせてくれました。ひとまずケンカせず大ごとにならない初対面で良かった!先住猫との相性を一番心配してくれていた保護猫喫茶の方にも良い報告ができそうで何より。

これからもよろしくね

2匹目トライアル🐈‍⬛

3連休の中、我が家に2匹目の猫がやってきている。

こちらの白黒ハチワレちゃんです

発端は、1年ほど前から通っていた学芸大学にある保護猫喫茶necomaさん。 今まで見た事ないぐらい保護猫カフェとしては群を抜いてスタイリッシュな内観で、たまに展示なども行っており、普通にカフェスポットとしても満足度が高い。

生半可な気持ちで保護猫活動はできない気がするが、オーナーのnoteを見ても、働かれている方と接していても、猫とそれを取り巻く社会に対する一種の考えが納得できるもので、一応ではあるが猫を飼っている身としても信頼できるところだった。

またnecomaさんに預けられる猫ちゃんは、元々のポテンシャルが高いのか、necomaさんや提携の預かり猫ボランティアさんのしつけがとても良いのか、みんな人に甘え上手で本当に可愛い。

↓最初に行った時のブログ sassoutaikin.com

何回も通うたびに、気づけばいつかは2匹目を迎えたいね〜などと妻と話すようになっていた。

とはいえ家には6年ほど一緒にいるうちの猫がすでにおり、新しい猫を受け入れることは長期的にメリットになりうるかもだが、短期的には一定のストレスを与えてしまうことはわかっていたため、なかなか二の足を踏めないでいた。そもそも1匹いる猫が2匹に増えればかかる費用やリスクも倍になるし、こちら側の覚悟も一定必要なのでそういう部分もある。

そんな中、妻が非常にタイプだという猫ちゃんが一匹での里親募集を開始して、これはもしや?と思い始める。保護猫は猫の性格なども踏まえて、安心しやすい仲良い2匹での受け入れで募集することが普通は多い。 マンションに引っ越して数ヶ月が経ち、うちの猫は今の家にすっかり慣れてくれたことや、我々の仕事など、受け入れる側のタイミングも一定整っていたこともあり、前向きに検討することに。

迎えた子に会いに行っている時のお写真

その子がホールに現れてから数回通い(こう書いていると夜のお店みたい)、一定の相性を確認。とても可愛く、人に対しては甘えん坊で人見知りしない。他の猫に対しても比較的コミュニケーションを上手くやるようで、先住猫とも仲良くしてくれる可能性が一定あるということで、実際に受け入れることを決意。

3連休の初日、トライアルを開始するため猫さんを迎えに行くと、常連さんが数名集まってくれてお見送り会を開いてくれた。

スタッフさんに抱っこしてもらいシャッタータイム

最初に保護してくださっているミルクボランティアさんからお手紙をもらったり、子猫時代の写真や病院遍歴・その苦労などを聞かせてもらい、妻はもらい泣きしそうになっていた。私も最初猫を迎えた時、今までこの子が受けた愛と、それを背負う責任を感じたのでとてもわかるよ〜と思いながら、レンタカーした車で家へ一緒に帰る。

移動はもちろん環境が変わることは猫にとってストレスなので、翌日までにご飯・お水・トイレを一通りできたら良いな〜なんて思っていたけど、到着するや否やご飯も食べ、たくさん甘えて走り回ってへそ天したり、家への順応は思った以上に早くてホッとした。

当日からもうこれ

一番心配なのはすでに家にいる先住猫とうまくやっていけるかなので、徐々に慣れて仲良くしてくれることを願う。考えたくはないけどこれがあまりにも上手く行かないと、正式譲渡に向かえない。

一旦は家に慣らすことが優先なので、寝室で妻と新しい猫が、リビングで私と先住猫が暮らし、絶賛隔離生活中。もちろんお互いに別の猫がいる気配は感じているだろうけど。匂いを徐々に覚えていってもらえると。

寝室の方を見張る先住猫

新しい猫ちゃんはまだ1歳になっていないので、好奇心旺盛。元気すぎるし甘えん坊だし遊びまくった後よく寝る。そういえば昔はあんなんだったな〜と先住猫を迎えた時を思い出して少し懐かしくなる。あれからもう6年も経っている。時間はあっという間。

妻が布団で一緒に寝ているらしい

とりあえずどちらも健やかに暮らしてくれ。

初めての3泊4日北海道旅行

29年ほど生きてきているわけだが、なんと私今まで北海道に行ったことがなく、つい先日妻と一緒に初めて北の大地に降り立ってきたのでその記録。

妻は北海道に友達がいたり昔から家族で行ったりとしていたらしく十数回目らしいので、北海道マスターの妻にアテンドをお任せしました。

1日目

羽田出発

羽田から新千歳空港へ。

羽田空港で食べたcuudのカレーうどん、スパイスがとても効いていて美味しい。一杯1000円以上するので少しお高めだけど、全席カウンターながら後ろに荷物置きスペースが確保されていたり席が広かったりまあこれぐらいするよねっていうクオリティでとてもよかったです。

友人合流、すすきの

ホテルに荷物を預け、早速妻の友人と待ち合わせしているすすきのへ。予約していたジンギスカン。

臭くなく美味しいですねえ。唯一バナナムーンで知っていたふくろう亭に本当は行きたかったけど、このお店も十分美味しかったし、日村さんがせっかくグルメできていたのでなんか良しとなった。蝦夷屋というお店。

2軒目に向かいにあるスナック的居酒屋。動物がたくさん置いてあって不思議な場所なのは覚えているが、お店を忘れてしまった。

最後3軒目に、友人行きつけのバーに連れてってもらう。

入ったビルの新橋・栄の錦感がすごい。地方都市の昔からあるスナックビルってどこも変わらないのかな。

バーではお好きなお酒をどうぞ!と言われたが種類がありすぎてよく分からなかったので、この店一押しというラム酒からいくつか香りを嗅がせてもらって、甘すぎず辛すぎずっぽいものをオーダー。良いラムはお酒感があんまりないのか、若干スパイシーながら甘味があってロックなのにだいぶ飲みやすく、危なかった。

手作りのバターサンドも美味しい。アイスピックで削る氷やこだわりのグラスなど各所にこだわりがありつつマスターは物腰柔らかくて、とても素敵なオーセンティックバーでした。

結局ホテルについたのは1時過ぎでした。私は妻がシャワー浴びている間に寝落ちて就寝。

2日目

北大散歩

お酒が入って寝落ちしたからか、6時には目が覚めてしまったので妻を起こさないように身支度して朝風呂へ。大浴場があるタイプのホテルだったので助かった。

妻が起きて活動するまでにはまだ時間がありそうだったので、そのままホテルの隣にあった北海道大学を散歩する。

とりあえず広い。広いので一部しか散策できなかったけど、目に入る景色がほとんど緑で、GRのネガフィルム調が非常に良い感じ。ターミナル駅にこんな近いのに自然が広大に広がっていて研究盛んな大学、とても良い。国立志望においた場合、東大京大を目指せなかったら、他の帝大ではなく北大!という人の気持ちもわかる。

早朝からオープンしているカフェで朝食セットをオーダー。

帰りにマルシェを見つけたのでジェラートを食べる。妻にお土産(朝ごはん)も買っていき帰宅。

小樽へ

個人旅行ではおそらく選ばない場所だが、最初の北海道だし定番どころは一度回った方が良いということで、小樽へ足を伸ばす。

札幌から電車で1時間かからないぐらい。

ちなみにそれほど天気は良くない。そして普通に6月下旬にもかかわらず涼しすぎる。海が近いのが風が強く、昼間で18℃ほど。東京から来た身としては蒸し暑いよりも過ごしやすくて助かる。

多分とっても有名などんぶり屋さんで昼食。せっかくなので大金叩いてうに丼にした。おそらく心の期待値を上げすぎたのが問題だが、思ったよりも酢飯が強くうに自体の甘味を感じられない気がして、美味しいがこんなもんか〜となってしまった。ウニの食べ比べとしては、ムラサキよりはバフンの方がコクがあって好み。妻が食べていたホッケは間違い無く美味しかったのでやっぱり焼き魚が一番なのかもしれない。

でも一緒に頼んだ八角というお魚はとても美味しかったです。油は乗りつつ適度に食感があって、とても旨みがちょうど良い刺身。

お腹がはち切れそうなので消化するためにも小樽のザ観光ロードを練り歩く。昔の建物が並ぶ中でお土産ショップと食べ歩き系グルメのお店が立ち並んでいるのはなんとなく伊勢に似ているな〜と思うなど。修学旅行生?の学生と観光の中国人の方々が絶対視界に入るのも趣深い。

オンラインショップで買えるのにと思いながらも、ルタオ・六花亭・ロイズで爆買いしてしまう。家族へのお土産も含めてルタオでチーズケーキを爆買いしたら一瞬でポイントカードが貯まったので、そのお金でせっかくだからとルタオのカフェでガトーショコラを食べる。せっかく減らした満腹具合が再度復活しつつ暗くなる前に札幌に戻る。

再びすすきの、ラーメン

満腹具合をどうにかするため今度は妻と北大を散歩しつつ、お腹が空いてきたらすすきのに向かう。今日は特に何を食べるかは決めていなかったが、昨日いったジンギスカンの隣にあったラーメン屋が美味しそうで気になったのでそこへ行くことに。20分ほど並んで入れたが、帰る際にはもっと行列が伸びていたので結構人気店のよう。

鶏出汁が効きつつ生姜がさっぱりで、コクと爽やかさがバランスいいラーメンで美味しかった。輝風というお店。

帰りに札幌駅の四季マルシェというところでお土産を買いつつ、晩酌セットを買い込みホテルで一杯。

ちょうどNHKで地方田舎の観光問題として、再建を頑張っている例として白馬を、オーバーツーリズムをどうするかで明日行こうと思っていた美瑛などが特集されていて、いざ北海道で中国系の人の多さを目の当たりにすると問題が近く感じられる。

日本に旅行してきている人は基本的にみんないい人かなと性善的に考えてしまうふちはあるものの、たまに日本では当たり前となっている文化が守られていない観光客を見ると、確かにうーんともなるし、とはいえ私が外国にいってその国の文化を知った上で行動できるかと思うど自身もないし、なかなか心の落とし所が難しい。

とはいえ本当に地方自治体は大変だなと思う。人がいないと収入がないしいざガイド本に特集されると一気に人が集まってしまう。住んでいる人たちで経済を回せるようになるのが一番な気もしてくる。そんなこんなで就寝。

3日目

札幌最後のご飯、スープカレー

本日午後から旭川へ行くチケットを買っているので、札幌では最後のご飯。妻イチ押しのスープカレー屋さんへ連れてってもらう。11時からだと勘違いし、11時前に行くと数名並んでおり、意外と空いててよかったぜ〜などと話していたら11時になっても開かず、ちゃんと調べたら11:30開店であった。30分ほど並ぶことになってしまったが、11:30になることには20名以上の行列になっていたので、結果的にも時間を勘違いしていてよかったことに。

スープカレーは初めて食べる料理だったが、想像していたものと全然違った。豚骨や鶏などの出汁が異常に効いていてすごくラーメン?いやカレーだな、でもラーメンっぽいな、ラーメン屋さんの裏メニューのカレーか?みたいな気持ちになった。とても美味しい。そして野菜のセレクトも量も抜群。ナス、ブロッコリー、オクラ、ヤングコーン、にんじん、じゃがいも、などなど素晴らしくトッピングすればよかったかな〜という気持ちをすぐ忘れさせるぐらいお腹いっぱいになった。

旭川へ、車を借りて富良野まで

本日のお宿は美瑛にあるので特急で旭川まで向かう。札幌から1時間半ほど。 旭川駅が異常に綺麗でびっくりしてしまった。改装が入ったのだろうか。

近くのタイムズでカーシェアして、美瑛方面へ。チェックインしても夕食まではやることがなさそうなお宿だったので、美瑛を通り越して富良野のラベンダーで有名なファーム富田にむかう。雨に振られそうになりつつもギリギリ耐え、結構満開に近いラベンダーを見ることができた。

ただ写真に撮ると、視界ではこんなに色がはっきりしていて綺麗なのに、なぜかカメラではその綺麗さを発揮することが出来なくてそれもまた面白かった。視野で見えている周りの風景の影響なのか、隙間を色で埋める人間の錯覚なのか、ラベンダーのような低木層は直接目で見た方が圧倒的に良い。

最後の方にマクロで撮るという技を覚え、この撮り方が正解かも!と気づき始める。

それほど期待せずに訪れたこともあり想像以上の満足感を得ました。ちなみにここも4人に3人は中国の方々でした。

美瑛にきた目的、bi.ble

そろそろ時間も遅くなってきたので、美瑛にきた目的と言ってもいいお目当てのお宿へ。bi.bleというオーベルジュで、廃校になってしまった小学校を、小麦研究所として使いパン職人の合宿所とパン屋と宿にしている場所。北海道では有名らしいモリエールというフレンチのお店の会社がグループとして運営しているよう。

以前訪れた小松のオーフとどこと無く似ている。地方の田舎を観光資源化する一つのトレンドが、こういった廃校をオーベルジュ的なものにするやつなんだろう。食系のプロフェッショナルが地域デザイン会社や建築とタッグを組んでやるやつ。5年後10年後も続いてあって欲しいけどどうなんでしょうね。

部屋からは小麦畑が見える。これがめっちゃいいですよね。以前新潟でワイナリーに泊まった(まだブログにできていない)のだけど、その時は葡萄畑が見渡せる部屋だった。オーシャンビューとかよりも個人的にこういうスタイルが非常に好み。

いざディナー。まずはパン工房に連れてかれ、焼きたてのプレッツェルをいただく。パン釜の中を見せてくれたり、こういうのは嬉しい。食に体験要素を含めることが付加価値のままであるといいなあと思う。当たり前になってしまうと大変。

プレッツェルはカリの部分とふわの部分のコントラストを焼きたてだからかより感じることができてとても美味しい。アメリカで食べたクソでかあんまり美味しくないプレッツェルが印象に残っていたから更新されて良かった。

コース開始。まずは椎茸スープ、エスプーマがおしゃれ。息つく間も無く焼きたてのカンパーニュが出てくる。熱くて触れない。

前菜としてホッケの燻製、にんじんサラダ、パテ。またでっかいアスパラガスを2本も焼きたてで乗せてくれたビスマルクっぽいやつ。このアスパラが異常に美味しい。北海道に来た感がある。この日の鉄腕DASHが美瑛のアスパラ特集をしていて、まさにこれじゃん!!となるなど。

メインの魚とお肉。鰆とエンドウをちょっと酸っぱいソースをかけたもの。鹿肉を豚と鹿の合挽ミンチで包み、さらにパイで包んだもの。もうお腹いっぱい。

終わりかなーと思ったらパルメジャーノをこれでもとかけたパンが登場し、最後にヨーグルトテイストのアイス。アイスが救世主。自分で苦しめてアイスで救う、胃腸に負担をかけてしまっている気がするが、今日は許して。

この後焼き菓子も出てきましたが、さすがにお持ち帰りです。もちろんパンもお持ち帰り。夜食に食べれるかなと淡い期待を抱きつつも、しっかり手をつけずに就寝。

4日目

焼きたてパン朝食

翌朝の朝食。パンのオーベルジュなので想像はしていたけど、想像以上の焼き立て加減のクロワッサンを早速受け取る。暑すぎて受け取る時もアチチ!アチチ!となってしまうぐらい。 クロワッサンはいくら美味しいパン屋でも油がベチョってなっていることの方が多い(買ってからすぐ食べてないだけな気もする)ので、サクサク感が今までで食べたクロワッサンの中で段違い。

ちなみにクロワッサン以外にも焼きたてパンがエンドレスで出てきましたが、当然食べ切れるわけはなくお持ち帰りコース。

さすがに終わりかと思ったらまさかのパフェ。〆パフェ的なやつですか。もう入らないよ〜と思ったけどそれほど甘くなく、イチゴが適度にスプーンに入るし、生クリームとアイスのバランスが抜群でとても良かった。確かにこれだったらパフェで〆るのとてもアリ。

美瑛をドライブ

帰りの飛行機まで少し時間があるので周りを散策。肝心のお空が曇りなので少し残念ではあったが、雄大な農作物が広がる景色は非常に良かった。

こんな景色が見られるのは来た甲斐があるなあと思う。農作しているだけだがそれ自体が観光資源になる、それ自体はとてもいいけど、観光客が勝手に農地に入ったりする問題が絶えないらしいという話を聞いていて、なかなかしんどいものがあるなとも思う。昔少し移住者経験をして商店街に人を呼び寄せる系の話をした時も、それによって普段の生活が脅かされたらたまったもんじゃないなと肝に銘じて動いたことを思い出す。

写真を撮るのを忘れたが、旭川の隣町である東川町に少し寄る。妻の知り合いが移住していて名前を知っていた程度だが、道の駅や文化施設が整備されつつ、自然が広がる旭岳が近くにあることでモンベルがフラッグショップを出店していて、確かにポテンシャルがあるなあと感じる。人口数千人の半分は移住者らしい。

時間も迫ってきたので旭川空港で車を返し、羽田に戻る。 初めての北海道旅、とても良かったです。函館の方や知床の方も行ってみたい気分になりました。

ポリープ切除

大腸内視鏡検査をしてきた。前回の検査で潰瘍性大腸炎と診断されてから1年ちょっと立っている。特に変わったことはないけど、薬をずっと飲んでいるので少しでも良くなっているのか確認のための検査。

毎度ながら前日の検査食と当日の下剤が面倒臭い。土日の片方を潰すし、結構な時間を持っていかれる。

今日も朝から下剤を飲んで腸を空っぽにして、お腹が空いたなと思いながら13時過ぎに病院に向かう。

引っ越したので前回診断された病院とは違うところでの検査だったが、こちらの病院の方が綺麗で諸々が整っていた。とはいえ流れは変わらず、お尻に穴があいている検査服に着替えて、ベッドに横たわり、麻酔薬を流し込まれ意識が朦朧とし、気づいたら終わっているあのパターン。

術中「ポリープ切りますね」とか「炎症ありますね」といったことを先生がカメラの画面を指差して話しかけてくれたような気もするが、これは本当の記憶なのか、夢なのか、想像なのか。麻酔のせいでよく判断できない気持ちのまま元の服に着替え、結果を待つ。

先生に呼ばれて結果を聞くと、大腸炎の炎症症状はまだあるらしい。「血管が透明になっていない」とか、「表面がざらざらしている」とか、大腸の写真と一緒に症状がある理由を説明される。正直私は写真を見ても正常との違いがわからない。

でも症状が出ている部分は腸全体ではなくて一部分なので、少しは良くなっているのでは?とのこと。そして症状がひどいわけではないので、より効くかもしれないので薬を変えてみようということに。まあ良い。

そしてもう一つ、ポリープがあったようで切ったよと報告を受ける。ぼんやり存在していた記憶の断片はやはり現実だったんだ、脳すげ〜という気持ちはさておき少しゾッとする。

聞くと大きいポリープではないしほとんどの確率で悪性ではないらしい。「では何でポリープができるの?」と先生に聞くと、「遺伝子の変異だよ」と言われ、ああ確かにそうだったそんなこと習ったなと思い出す。

がんに変異しないようにポリープができたら切除するのが普通らしい。なのでそんなに心配しないでくださいね〜と言われる。

まあなんかよくわからんが、私は大腸周りが健康ではないんだなと改めて思う。アルコールはたまに飲んでしまうが、カフェインは改めて断つことにする。

検査が終わったら美味しいうどんを食べようと思っていたのに、ポリープを切ったのでなるべく流動食にしてくださいと言われてしまいお粥を食べる。明日からも1週間程度はお腹に優しいものということで、明日は美味しいうどんを食べたい。

食べたいものが食べれないというのが一番きついが、仕方ない。そんな土曜日。


余談:久しぶりのネガディブな出来事だったので逆にブログを書くきっかけになり3ヶ月ぶりの後悔に至れたことはとてもポジティブ

マンション購入、引越し

もう3月の2週目。ブログでの記録と実生活の時の流れが違いすぎる。時空の歪みが発生していそうで怖い*1

ここ1ヶ月は何をしていたか言うと、もちろん仕事もそれなりに忙しかったのだけれど、ついに買ったマンションに引っ越しをした。

荷物の搬入前でまだウキウキな妻

仕事場を整えたり段ボールをひたすら開けて片付けたり猫をペットホテルへ迎えに行ったりと引っ越し前後はとにかく忙しく、なんとか落ち着いてきたところ。

引っ越して1ヶ月ほどであるが、とりあえず今の所家を買ったことは満足している。

一番大きいのはキッチン周りが完全にアップグレードしたこと。そもそもコンロとシンクの間が広くなるだけでこんなに料理がやりやすいとは。

ここの広さって大事ね

引っ越しを機に冷蔵庫、食器棚を買ったのもとても大きい。一人暮らし用の2ドア冷蔵庫でここ10年弱過ごしてきたので、これだけ大きい冷蔵庫があると使いやすさ(というか収納力)にたまげる。

今までの3倍は入る。大きさは正義だ

冷凍庫が広すぎて、冷凍食品を気にせず買えるのもセレブになった気分。この前もサイゼリヤで冷凍のミラノ風ドリアを大人買いしてしまった。気持ちいい。

冷蔵庫を選ぶ時は結局機能の違いがよくわからずで、色と値段でTOSHIBAのベジータにしたけど、野菜室が真ん中なのも意外と使いやすくて結果的に気に入っている。

食器棚は不動産のオプションで買うと高いのでパモウナのスタンダードなやつにした。別にこれと言って特徴はないが、今までは賃貸の収納とワゴンなどでやりくりしていたので、お皿や細々としたキッチン道具をゆとりをもってしまえるだけでとても嬉しい。

ただ食器棚の上が下がり天井になっている関係で天井突っ張りピッタリオーダーすることができず、そのまま置いてしまっている。隙間ができてしまい地震大丈夫かという気持ちもあるが、最近この上に猫が登っているのに気付いてしまった。

ちょ、どこ乗ってんねん!と慌てて盗撮

最初はどうやって登っているかわからなかったが、どうやらキッチンのヘリから換気扇に登り、食器棚や冷蔵庫の上にたどり着いているらしい。人間が勝手に家に連れてきている猫なので、自由に過ごしてくれと思っている宗派であり特別ダメとは思わない。が、換気扇の上に乗ってしまうのは安全性としてどうしたものかなと思っている。

これ多分ダメなやつですよね

後はオープンキッチンになったことの影響として、猫がカウンターのヘリにめちゃくちゃ乗る。ちょうど人間と視線が合うのが気持ちいいのだろう。料理中でも妻とコミュニケーションがとりやすくなったり、テレビを見ながら料理できたりといういわゆるなメリットを思い描いていたが、猫に見守られながら料理することになるとは想像してなかった。

めっちゃみてくる

あとは細々とした部分。宅配ボックスやポストの使い勝手、ゴミをいつ捨ててもいいこと、ハンズフリーで鍵が開けれること、一つ一つは小さいけど細かい積み重ねで賃貸時代よりはるかに良い暮らしができている。

書き出せば止まらないぐらい良いところはあるので買って良かったという結論は変わらないけど、やはりローンを組んでしまったという事実は重くのしかかるものがある。

我々の会社はそれほど家賃手当もないし、なら早くから家という資産にお金を払っといた方がいいというのは頭ではわかるが、心に不安がつきまとう。マイナス金利解除の話題が日々出てくる最近は余計に。無理なローンを組んでるつもりはないので別に多少金利が上がったとて良いんだけど、そりゃ低金利が続いてくれたら嬉しいのでより金融政策への関心が強くなってしまいました。

とにかく、組んでしまったローンなので毎月毎月残債を減らしていくしかないですね。日々のお仕事をそれなりに頑張って稼いで、自分の心を健康にするだけの暮らしをする軸は変わらない。

猫も健康でいてね

なお家を買うと妻の会社はホームパーティーする文化があるらしく(もう2回ほど来客があった)、また今月2回予定がありしかもそのうちの1回は役員クラスが来るらしいので、どうやっておもてなしした方がいいのか悩み中。

この前振る舞ったタコスは好評だったのでまたこれかなあ

まあそんなところです。今月からまた日々を細々とブログに書いていきます!終わり。

2023年の美味しかったお店供養

今更すぎるところはあるが、昨年2023年に行った記憶に残しておきたいお店をまとめておく。

東京編

OLD NEPAL TOKYO(豪徳寺)

下高井戸シネマに行った後、世田谷線沿線をプラプラ散歩していた時に見つけた、洒落た店構えのネパール料理屋さん。そしてめちゃくちゃ本格的なダルバートが食べれたお店です。

それぞれのアチャールが全部種類が違う様々な野菜で作られていて、それほど味が濃くなく、程よい塩味や酸味、辛味で整えられており、惣菜大好き人間からしたら好みすぎた。今まで食べたことのないような風味が多くて、いつかネパール現地を訪問したくなるような、そんな本格的な料理でした。

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ラ・トリプレッタ(武蔵小山)

確かノーレーズンサンドの工場を目当てに荏原中延周辺にいった際に、武蔵小山まで散歩して見つけたお店。少し並んでいたのでなんだろう?と見に行ったらピザ屋だったので私たちも便乗することに。

並んでいる夫婦やカップルの奥に、テラス席で昼から飲んでるおっちゃんたちと店の外観が可愛くて思わず写真を撮ってしまった。

ピザはズバリでめちゃくちゃ美味かった。生地が美味しいピザ屋は本当に美味しい。あとはシンプルだけどルッコラサラダも美味しかった。こんなピザ屋が近くにあると楽しいなあ。

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ラ・ボンヌターブル(三越前)

入籍記念で食べに行った初めてのフレンチ?ちゃんとしたコース料理。でも気張ってなく気軽に食べれる感じなのと、とはいえ料理は結構独創的なところがとても良かったです。ノンアルもワインもペアリングしてくれたのでそれも楽しかった。

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永楽(大井町)

仕事の帰りにふらっと一人で寄った中華屋さん。去年の町中華ベストな気がする。油こってりしっとり系チャーハンで大好きなやつ。餃子も皮がむっちり厚めでボリューミーな感じ。また食べたい。なおこれらの前にチャーシューでビールを飲んでいたがそれも抜群に美味しかった。

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鮨 波づき(下丸子)

近くに住んでいてずっと気になっていたお寿司屋さん。たまたま予約が取れたので3年越しの念願で行ってみた。なお常連さんが多く、カウンター越しに大将と他のお客さん交えておしゃべりするのは私にはまだ早かった。それだけはちょっと恥ずかしかったが、味は間違いなかった。

そもそも寿司に行くまでの一品料理がひたすらに美味しかったし、最後〆でお渡しされたサバ茶漬けが最高でした。妻はお腹いっぱいで翌日の朝ごはんとして持って帰っていて、それはそれで羨ましかった。

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出張編

新玉亭(三重・津)

汚くてすみません

うなぎです。2023年は計5回ほど妻の実家である津に帰ったのだけど、毎回と言っていいほど食べていたテイクアウトの新玉亭のうな丼。これで1500円ぐらいなのもめちゃくちゃリーズナブル。私にとって津(妻実家)の味は完全にこれになっている。

伊勢に行く際はぜひ津に立ち寄って、ここの新玉亭か、はし屋のうなぎを食べていってください。

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Sanpin(台湾・基隆)

台湾旅行の中で、一番(想像していた)台湾っぽくないお店だったのでとても記憶に残っているお店。小籠包や牛肉麺・魯肉飯といったザ・台湾飯ももちろん美味しかったが、ここは上品なビストロとして普通にめちゃくちゃ美味しかった。あと店員さんの接客が良かった。日本人にとても優しかったです。

普通に台湾を旅行すると基隆市に行くことは正直あまりないかもしれないけど、もし行った際はぜひここ寄ってみてください。

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SHOKUDO Yarn(石川・小松)

衝撃を受けたレストラン。確かブログでも書いたが、今までの食体験の常識から全部外れた形でやってくるお店でした。メニューの名前が謎になっていて、想像した後シェフがやってきて机の前で料理を完成させながら料理名の答えを教えてくれる、なんか楽しいお店。もっと気難しいお店かと思ったが全然そんなことなくとても楽しかった。

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コメダ、ヘラルボニー、カラオケ行こ!

年明け初めの1週間が終わった。今月というか今年から新しいプロジェクトに配属されることとなり、PC受け取りをはじめとする初期セットアップを終わらせてとりあえず仕事についていけるようにはなった。

新しい人たちと働くとき、最初の動き方が特に重要だと思っている。最初の印象が大きくその後の仕事の振られ方に影響してしまう(どれぐらい仕事を振ってもらえるか、任せてもらえるかを判断される)と個人的に考えているので、最初は特に気合い入れて仕事しているようにしている。とりあえずその最初の1週間はうまくやれたと思う。

ただ今回は一緒に働く人が業界における先輩ばかりで少しびびっている。社内の上司は1〜2年先輩の2人なので普通に居心地が良いが、社外で一緒に働くことになる方や対面のお客さん方が、10年以上業界でやってきて独立された方や、某外資コンサルから独立した人ばかりで、なんか「強そう」な人たちばかりで恐れ多い。吸収できるように頑張ります。

残業したので家系を食べる羽目になった日

週末に入り、最近は妻と朝からコメダにいく。モーニングを使って作業しにいくが、この日は時間が思った以上にかかり昼ごはんもここで済ます。コメダが近くにある生活はとても良かったので、引っ越すのは少し寂しい。次の場所も近くにコメダが出来てくれればいいのに。

カツパンのボリュームよ

夕方、妻がヘラルボニーとJALのコラボ展示の見学ツアーを当てたとのことで、それについていく。

前も書いたことがあったような気がするが、ヘラルボニーとは知的障害を持った作家さんとライセンス契約を結び、それら作品を軸に色々な事業を展開しているスタートアップ。妻が参加したスタートアップカンファレンスで存在を知り、教えてくれたのがきっかけで私も知った。

単純にアートとしていいな!と思う作品ばかりなので、アート自体を障害者云々で見る前にこのクッションいいなーと思って購入したりしている。

ただヘラルボニー創業者の創業に至った背景や、作家さんの過ごしている風景などを情報として知ってしまうと、勝手にストーリーを感じざるを得ない。単に消費するモノやコトが多い中で、裏にストーリーがあるのは思い入れが増えるきっかけになるのでそれはそれでいいのかなと思う。

そのヘラルボニーが最近JALと業務提携を結び、機内食やアメニティをはじめとしてさまざまなところでコラボしているらしく、それら取り組みの一環としてJALのSKY LOUNGE MUSEUM に招待してもらった。

JALと提携に至った背景などの説明を受け、展示を回る。びっくりしたのが、そもそものJAL SKY MUSEUMのクオリティが高かった。21_21美術館のような洗練されたデザイン、またQRコードをかざしてスタンプラリーするなどの体験型UX設計、かっこいいけど突き放さないデザイン空間が素晴らしく良かった。*1

その中にヘラルボニーの作品が散りばめられ、モノクロで統一された空間に華やかなアートが添えられることでいい意味で違和感が混じり、視界の先に広がる空間としてとても良かった。なんだろうこのアート?と気になるきっかけにもなりそうで航空ファンも目に留まるのではなかろうか。

空には国境がないし、ヘラルボニーも境界をなくしていきたい。ボーダレスな世界にするために、まずは決められた仕切りを超えていく。「BEYOND」というこのプロジェクトのテーマを聞いた時、「おぉ〜」となった。めちゃくちゃうまいし、かっこいい。コンセプトムービーとても良かったので見てみてください。


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展示の後、久しぶりに映画館へいき「カラオケ行こ!」をみてきた。和山さん作品はとても好きで、「女の園の星」もこの「カラオケ行こ!」の原作も妻に読ませたらすぐハマっていたので、一緒に観にいくことに。

映画の感想としては、これはこれで面白かった。やっぱり原作の、漫画の空気感だから面白い部分はあるよな〜と感じさせられる場面はたくさんありつつも、カラオケや合唱を音ありで体験できる良さは映画だからこそだった。綾野剛の紅も斎藤くんの紅も、リトグリの紅もみんな違ってみんな良かった。何も考えずに見れるのでお気軽にどうぞ。

ちなみに続編の「ファミレス行こ!」は家の近くの蒲田が題材となっており、好きな中華屋とか出てくるので親近感。和山さん年代も近いっぽいので、さらに親近感。下巻も楽しみにしています。