3連休の中、我が家に2匹目の猫がやってきている。
発端は、1年ほど前から通っていた学芸大学にある保護猫喫茶necomaさん。 今まで見た事ないぐらい保護猫カフェとしては群を抜いてスタイリッシュな内観で、たまに展示なども行っており、普通にカフェスポットとしても満足度が高い。
生半可な気持ちで保護猫活動はできない気がするが、オーナーのnoteを見ても、働かれている方と接していても、猫とそれを取り巻く社会に対する一種の考えが納得できるもので、一応ではあるが猫を飼っている身としても信頼できるところだった。
またnecomaさんに預けられる猫ちゃんは、元々のポテンシャルが高いのか、necomaさんや提携の預かり猫ボランティアさんのしつけがとても良いのか、みんな人に甘え上手で本当に可愛い。
↓最初に行った時のブログ sassoutaikin.com
何回も通うたびに、気づけばいつかは2匹目を迎えたいね〜などと妻と話すようになっていた。
とはいえ家には6年ほど一緒にいるうちの猫がすでにおり、新しい猫を受け入れることは長期的にメリットになりうるかもだが、短期的には一定のストレスを与えてしまうことはわかっていたため、なかなか二の足を踏めないでいた。そもそも1匹いる猫が2匹に増えればかかる費用やリスクも倍になるし、こちら側の覚悟も一定必要なのでそういう部分もある。
そんな中、妻が非常にタイプだという猫ちゃんが一匹での里親募集を開始して、これはもしや?と思い始める。保護猫は猫の性格なども踏まえて、安心しやすい仲良い2匹での受け入れで募集することが普通は多い。 マンションに引っ越して数ヶ月が経ち、うちの猫は今の家にすっかり慣れてくれたことや、我々の仕事など、受け入れる側のタイミングも一定整っていたこともあり、前向きに検討することに。
その子がホールに現れてから数回通い(こう書いていると夜のお店みたい)、一定の相性を確認。とても可愛く、人に対しては甘えん坊で人見知りしない。他の猫に対しても比較的コミュニケーションを上手くやるようで、先住猫とも仲良くしてくれる可能性が一定あるということで、実際に受け入れることを決意。
3連休の初日、トライアルを開始するため猫さんを迎えに行くと、常連さんが数名集まってくれてお見送り会を開いてくれた。
最初に保護してくださっているミルクボランティアさんからお手紙をもらったり、子猫時代の写真や病院遍歴・その苦労などを聞かせてもらい、妻はもらい泣きしそうになっていた。私も最初猫を迎えた時、今までこの子が受けた愛と、それを背負う責任を感じたのでとてもわかるよ〜と思いながら、レンタカーした車で家へ一緒に帰る。
移動はもちろん環境が変わることは猫にとってストレスなので、翌日までにご飯・お水・トイレを一通りできたら良いな〜なんて思っていたけど、到着するや否やご飯も食べ、たくさん甘えて走り回ってへそ天したり、家への順応は思った以上に早くてホッとした。
一番心配なのはすでに家にいる先住猫とうまくやっていけるかなので、徐々に慣れて仲良くしてくれることを願う。考えたくはないけどこれがあまりにも上手く行かないと、正式譲渡に向かえない。
一旦は家に慣らすことが優先なので、寝室で妻と新しい猫が、リビングで私と先住猫が暮らし、絶賛隔離生活中。もちろんお互いに別の猫がいる気配は感じているだろうけど。匂いを徐々に覚えていってもらえると。
新しい猫ちゃんはまだ1歳になっていないので、好奇心旺盛。元気すぎるし甘えん坊だし遊びまくった後よく寝る。そういえば昔はあんなんだったな〜と先住猫を迎えた時を思い出して少し懐かしくなる。あれからもう6年も経っている。時間はあっという間。
とりあえずどちらも健やかに暮らしてくれ。