颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

コメダ、ヘラルボニー、カラオケ行こ!

年明け初めの1週間が終わった。今月というか今年から新しいプロジェクトに配属されることとなり、PC受け取りをはじめとする初期セットアップを終わらせてとりあえず仕事についていけるようにはなった。

新しい人たちと働くとき、最初の動き方が特に重要だと思っている。最初の印象が大きくその後の仕事の振られ方に影響してしまう(どれぐらい仕事を振ってもらえるか、任せてもらえるかを判断される)と個人的に考えているので、最初は特に気合い入れて仕事しているようにしている。とりあえずその最初の1週間はうまくやれたと思う。

ただ今回は一緒に働く人が業界における先輩ばかりで少しびびっている。社内の上司は1〜2年先輩の2人なので普通に居心地が良いが、社外で一緒に働くことになる方や対面のお客さん方が、10年以上業界でやってきて独立された方や、某外資コンサルから独立した人ばかりで、なんか「強そう」な人たちばかりで恐れ多い。吸収できるように頑張ります。

残業したので家系を食べる羽目になった日

週末に入り、最近は妻と朝からコメダにいく。モーニングを使って作業しにいくが、この日は時間が思った以上にかかり昼ごはんもここで済ます。コメダが近くにある生活はとても良かったので、引っ越すのは少し寂しい。次の場所も近くにコメダが出来てくれればいいのに。

カツパンのボリュームよ

夕方、妻がヘラルボニーとJALのコラボ展示の見学ツアーを当てたとのことで、それについていく。

前も書いたことがあったような気がするが、ヘラルボニーとは知的障害を持った作家さんとライセンス契約を結び、それら作品を軸に色々な事業を展開しているスタートアップ。妻が参加したスタートアップカンファレンスで存在を知り、教えてくれたのがきっかけで私も知った。

単純にアートとしていいな!と思う作品ばかりなので、アート自体を障害者云々で見る前にこのクッションいいなーと思って購入したりしている。

ただヘラルボニー創業者の創業に至った背景や、作家さんの過ごしている風景などを情報として知ってしまうと、勝手にストーリーを感じざるを得ない。単に消費するモノやコトが多い中で、裏にストーリーがあるのは思い入れが増えるきっかけになるのでそれはそれでいいのかなと思う。

そのヘラルボニーが最近JALと業務提携を結び、機内食やアメニティをはじめとしてさまざまなところでコラボしているらしく、それら取り組みの一環としてJALのSKY LOUNGE MUSEUM に招待してもらった。

JALと提携に至った背景などの説明を受け、展示を回る。びっくりしたのが、そもそものJAL SKY MUSEUMのクオリティが高かった。21_21美術館のような洗練されたデザイン、またQRコードをかざしてスタンプラリーするなどの体験型UX設計、かっこいいけど突き放さないデザイン空間が素晴らしく良かった。*1

その中にヘラルボニーの作品が散りばめられ、モノクロで統一された空間に華やかなアートが添えられることでいい意味で違和感が混じり、視界の先に広がる空間としてとても良かった。なんだろうこのアート?と気になるきっかけにもなりそうで航空ファンも目に留まるのではなかろうか。

空には国境がないし、ヘラルボニーも境界をなくしていきたい。ボーダレスな世界にするために、まずは決められた仕切りを超えていく。「BEYOND」というこのプロジェクトのテーマを聞いた時、「おぉ〜」となった。めちゃくちゃうまいし、かっこいい。コンセプトムービーとても良かったので見てみてください。


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展示の後、久しぶりに映画館へいき「カラオケ行こ!」をみてきた。和山さん作品はとても好きで、「女の園の星」もこの「カラオケ行こ!」の原作も妻に読ませたらすぐハマっていたので、一緒に観にいくことに。

映画の感想としては、これはこれで面白かった。やっぱり原作の、漫画の空気感だから面白い部分はあるよな〜と感じさせられる場面はたくさんありつつも、カラオケや合唱を音ありで体験できる良さは映画だからこそだった。綾野剛の紅も斎藤くんの紅も、リトグリの紅もみんな違ってみんな良かった。何も考えずに見れるのでお気軽にどうぞ。

ちなみに続編の「ファミレス行こ!」は家の近くの蒲田が題材となっており、好きな中華屋とか出てくるので親近感。和山さん年代も近いっぽいので、さらに親近感。下巻も楽しみにしています。