4月30日(日)
昨日夜遅くまでブライトンの試合を見ていたのでゆっくり寝たかったが、いつも通り猫に早めに起こされて起床。寝不足感がある。
午前中に整形外科に行かなくてはならなかったので、重い腰を上げて朝から出かける。
そういえば骨折したんですよね。先日社のフットサルに行った時に、張り切ってキーパーをやっていたら変な手のつき方をして、突き指したなあと思っていたら普通に剥離骨折していた。
いい歳こいて人生初めての骨折、ちょっと恥ずかしい。当分は固定具をつけなきゃいけないらしいです。左親指でキーボードが打ちにくいので、若干不便ではあるが1番使わない指なのでまだ助かった。
午後から出かけてcat’s issueの10周年展示に行く。ちょうどタイミング良く加賀美健さんがいて、「即興で似顔絵を描いていただき、描いた似顔絵に、加賀美さんの私物のネコぬいぐるみでネコパンチします。」という冷静に意味不明なイベントを体験した。
加賀美フォントのけりぐるみも買えたので満足。うちの猫はけりぐるみをけりけりするのではなく、枕として使うのがデフォルトですが。
cat’s issueの子供服も置いてあり、めちゃくちゃ可愛く一目惚れ。同居人が従姉妹の子供に買うことに。初めての姪っ子的な子供に貢いでしまうのは本当らしい。似合うといいね。
日比谷に移動し、THREEのヘアオイルを買う。同居人がヘアオイル難民になっていた中、これはとても良いらしい。ukaのオイルとか有名だけど、結構柑橘系が入っており酔うらしいんですよね。わからなくもない、私も柑橘系の香水とか苦手。
対してはこのTHREEは柑橘系も少しだけ入っているけど、基本植物系でウッディが強め。タッチも軽やかでベタつきすぎず、良い感じとのこと。
店舗の横にTHREE運営の小洒落たカフェがあったので時間を潰す。隣のテーブルの男女が明らかにマッアプのデートでいけないとは思いつつもそば耳を立ててしまう。でも初回から過去の恋愛苦労話を話すのはどうなのよ、と同居人と話すなど。
夕方、有楽町のアイマショウという映画館を改修したステージでyogee new wavesの角舘さんの弾き語りライブを観る。春爛漫というイベントで数日間アーティストが日替わりで公演をやっているようだった。本当はthis is 向井秀徳が観たかったけど、売り切れていたので仕方ない。
角舘さんはというと、ソロライブなのでバンドの時とは違い穏やかな感じがした。少し緊張していたのかおしゃべり多めで茶目っ気もあり、より本性っぽい人間らしい部分が垣間見えてより好きになった。緊張するときに歌うんだよ〜と言いながら「葛飾ラプソディ」を歌ってたのは和んだ。
kinki kidsの「永遠のBLOODS」がずっと好きだという話から、実はさっき歌った「葛飾ラプソディ」も「永年のBLOODS」も堂島孝平さんの作曲だよねという話になり、「好きなものを追って集めて行った時に違うものだと思っていたものがつながって点と点が線になる感覚あるよね」と語っていて、うんうんわかるわかるなあ、と思春期を思い出した。
サブカル民というかオタク気質のある方あるあるだと思うけど、好きなものを集めてハマって行ったとかに実はこれもこれも同じ人が作ってたんだ!と気づいた時の、気持ちよさったらないんですよね。その時は知識が浅いから知ってる人からしたら当たり前のことでも、自分だけが見つけた気がして簡単に喜んじゃうだけなんだけど。沼の入り口。
音楽とか映画はもちろん本も美術も、文化的なものはこの手の話がよく語られる気がする。作り手が一緒とか弟子関係にあったとか。
まあでも最近思うのは、結局世に溢れるものはなんでもそうで、サッカーの戦術も私好みな監督はやっぱり同じ人を志していたりするし、好きだと思った駅ビルは実は同じデベロッパーが作っていたりするし、イケてるなと思った事業は同じVCが出資していたりする。
知れば知るほど実はこれ繋がってたんだな、と気づくことは思春期のサブカル文化探しだけじゃなく、大人になってからも往々にしてある。何事にも歴史があってその上に今があるから当たり前だけど、この全ての物事は線になっている感覚は忘れずにいたい。
自分が今までやってきたことに対して、「全く繋がってないな」とたまにふと思ってしまうことがあり、一貫性がなくて悲しくなることがあるけど、「実は繋がってたんだな」と言えるように、まだ気づけていない点を発掘して線を引いていきたいね。その時はわからなくても後から繋ぎ合わせれば良い、みたいなことをジョブズが言ってた気がするわ。
9連休の雰囲気に流されそうになりますが、私は普通に暦通りなので月曜日と火曜日は適度に力を抜きながら働きます。程良くいきましょう。