颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

在宅ワークにポモドーロを取り入れてみた

土曜日。 このブログは昨日更新しようと思ったけど、ビール2缶開けてお風呂入って気がついたら寝ていた。疲れているのか自分。今週もお疲れ様でした。

最近私の中で在宅ワーク時の集中力を高めていこうキャンペーンが行われていることもあり、今週(というかこの前の月〜金)は新たな取り組みを始めてみた。

↓過去こんなことを書いたよ

sassoutaikin.com

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ポモドーロテクニックを試してみたよ

今週試したのは、ポモドーロテクニック。25分集中→5分休み→また25分集中→5分休むなど、一定間隔で作業と休憩を繰り返す集中法。間隔に合わせてアラームを鳴らしてくれるとポモドーロタイマーなどが有名な気がする。

調べると、イタリアの人が考案していて、その考案した方がトマト型のタイマーを使って実践していたことから、ポモドーロというらしい。ポモドーロってイタリア語でトマトっていう意味なんだって。

ja.wikipedia.org

なぜこちらのポモドーロをとり取り入れてみようと思ったかでいうと、一つは周りの口コミ。エンジニア界隈の方々がポモドーロの良さを発信していることをTwitterで度々見かけたり、誰々もポモドーラー*1らしいよ、みたいなツイートを目にすることが多く、ずっと気になってはいた。どうやらかの有名なオードリータン氏もポモドーロテクニックを使っているらしい。ソースはこの本らしい*2

もう一つは、在宅ワークで集中が保てない問題の大きな理由に、制限なく自由に動けてしまうということが大きいんじゃないかと思っていること。 というのは、mtgが設定されていない限り、好きなタイミングでトイレにも行けるし、水やコーヒーを汲みにいける。また猫にアタックされたり、同居人に話しかけられたりした際に、今は集中する時間!などは決めていないので普通に答えてしまうし、作業が中断されてしまうこともよくある。

モニター前で何かを訴える猫。大体お腹空いてる時。

そういった問題をポモドーロでやれば少しは解決できそう!と考えたからだ。この25分は集中する!という意志があればその時はトイレに行きたくても我慢するだろうし、猫にアタックされても今は集中という意志を貫き、後で構うからね!という想いで無視できる(ごめんね猫)。集中した後に絶対休憩があるから、という気持ちが持てるのも大きいのではないかと。

で、どうだったの?

1週間試してみて、結論とても良かった。 勤務時間は8時間あるわけだし、普通に考えて25分おきに休んでいたら、結構な間隔で休むのでは?働く時間なくなるのでは?と最初は思ったのだが、全然そんなことはなかった。 むしろダラダラやっていた方が集中できていない時間が多く、作業はしているけど脳は休んでしまっていたことに気付いてしまったかもしれない。 ポモドーロにのっとって、絶対に5分もしくはそれ以上の休みをしっかりとって25分集中する、という方が明らかに生産的だった。

勤務時間の8時間全て作業時間というわけではもちろんない(毎日mtgが1-2時間、多い日は3-4時間あったりする)ので、その時間はポモドーロを使えないし、ずーっと繰り返せるものでもない。なので最初の休憩が多すぎるのでは?という心配もそもそも杞憂だった。

ポモドーロするのに使ったツールとして、FlowというMac OSのアプリを使用した。物理的なタイマーも検討したが、なんだかんだ高いし、結局合わなかった場合に置き物になってしまうので、ソフトウェアで解決することにした。

App StoreにあるFlow

このアプリも非常に良かったと思う。私に合っていた。

メニューバーにタイマーが表示され、25分のカウントがされる。まずこの表示がメニューバーなのが良い。変に画面を取られると作業の邪魔だし、かといって完全に表示がないとどこで時間を把握したらいいのか分からなくなる。最低限だけど必要十分である、このシンプルさが好みだった。

全く視界の邪魔にならない上で今どれくらいかがわかる

そして25分が終わり、休憩時間になるとデスクトップが遷移し強制的に作業を止められる*3。なのでいくら作業中でも意地でも休憩するかという気持ちにさせられるのだが、これが良い。

25分たった瞬間デスクトップがこれになる

普通はキリのいいタイミングまでやりたくなると思うので、いくらタイマーがなったからといっても休憩はなかなかできない気もするのだが、強制的に画面を遷移させられることで作業をストップすることができる。

作業中に止められると逆に生産性落ちるのでは?と思ったりもするのだが、この休憩時間にやっていた作業を俯瞰して考えることで、次やるべきことや手順などを見直す時間にもなるし、それにより今まで気付いていなかったことに気付けたりする。一度立ち止まって考える事はやっぱり大切なんだね。

また、この画面が遷移した時にもう25分か!と思ったりして、ああこの作業にこれぐらいかかったな、というのが経験則的にわかるようになる。そういう積み重ねで、各作業に対する見積もりの精度も上がっていきそう。

あとは休憩が4回目になると5分じゃなくて15分ぐらいの長い休憩を勧めてくれるので*4、その際にリビングに行ってコーヒーを煎れたり、ねことちょっと遊んだりできる。ついでにリビングにスマホを置くようにしていて、この休憩時間に置いておいたスマホを触ったりできるし、デスク上でスマホを触らないようにもなった。おかげで集中と休憩のメリハリがとても良い。

うん、とりあえずしばらく続けてみようと思う。

はい、休憩になったので今から撫でさせていただきますね〜

*1:ポモドーロテクニックを愛用する人の呼称かと思ったらポモドーラーという言葉はないらしい。騙された

*2:この記事に書いてあった

*3:設定でデスクトップで通知しないようにも変えられる

*4:一般的なポモドーロは25分集中→5分休憩→25分集中→5分休憩→25分集中→5分休憩→25分集中っ→15分の長休憩→繰り返し、というセットらしい