颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

両家顔合わせ

結婚シリーズ、両家顔合わせ編。

先週の土日に両家顔合わせを終えました。

結婚関連で一番面倒くさいなあと思っていたイベントでしたが、終わってみると意外とやって良かった、という気持ちになっている今。家族同士が会うことなんて滅多にないから、確かに結婚前のこのタイミングで顔合わせをするのは理にかなっているんだなあ、なるほどなあ、としみじみしてます。

顔合わせをした場所は、名古屋のアンティキという古民家でやられているイタリアンのお店。 ここが非常に良かった。この周りは高校生頃に通っていたので土地勘があったものの、こんな雰囲気のお店があるとは知らなかった。

www.antichi-jp.com

お互いの実家が愛知と三重、彼女の兄弟が岐阜や静岡に散らばっているので、我々は一番遠いがみんなが集まりやすい場所にしようということで名古屋でやることは決定。

「名古屋 顔合わせ」とかで調べるとザ・料亭、ザ・ホテルの感じしか出てこず、パキッとかしこまった感じでやりたくないけどちゃんとしていて個室がいい、という我々のイメージとマッチするところはなかなかなく、どうしたもんかとネットを彷徨っていた時に、一休で偶然見つけたお店。隣にコインパーキングもあって、車のアクセスが良いのも良かった。

雰囲気ある古民家の佇まい

2階が個室(というか貸切)になっていて荷物置き場の部屋も用意してあり、事前に顔合わせで使いますと伝えていたので席の配置なども諸々いい感じに用意していただき、本当によくしてもらいました。

普通に料理もとても美味しかった。余裕で食べれるかなと思い、前菜にパスタと魚料理・肉料理、そしてデザートの5品コースでお願いしていたが、危うく前菜で満足しそうになるぐらいのボリュームが1品1品にあり、みんな完食するのに必死だった。

最初のスープと、モリモリすぎる前菜盛り合わせ

魚と肉料理。サワラのポアレとフォアグラ。

パスタとデザート。贅沢にトリュフを頼んでしまった

肉料理とパスタはいくつかの選択肢から選べて、お店の方に「メニューに+〇〇円といった表記はつけますか?」と事前に聞かれていたので、「つけなくていいです!」と見栄を切ったら家族のみんなほとんどが牛肉で課金していて笑った。まあ結果的にお酒も含め私も課金しまくったので良いけど。

+〇〇円表記をなくした恐怖のメニュー表

肝心の顔合わせ自体は、自作して持っていたしおりが最強に役に立った。私は当然だが、彼女も大勢で話すのは得意ではないタイプなのもあり、確実に話題に困ることが分かり切っていたので、顔合わせのしおりとやらを作って持参したのだが、これが難なく終えれた要因のように思う。

作ったしおり、意外と好評でした

私は結婚周りの常識知識が本当にないので知らなかったが、どうやら顔合わせでしおりなどを作るのは珍しいことではないらしく、ネットで調べると作り方などがたくさん転がっている。基本的にこのしおり作りは彼女がメインで作ってくれ、とても助かった。Canvaの有料プランをお試しで契約し、仕事終わりの時間をちまちま作業にあてて結局1週間ほどで作れていたと思う。私はある程度出来上がったあと体裁をひたすら整える部分を担当し、仕事での資料レビューだなと思いながら作業していた。印刷はキンコーズにお任せ。

このしおりにお互いの家族の簡単なプロフィールや我々の馴れ初め、小さい頃の写真を盛り込んだことにより、それきっかけで勝手に親同士が話を始めるので非常に助けられた。 あと簡単な進行表を書いてあったのも多分良くて、特別やることなんて挨拶と乾杯と食事と写真撮影ぐらいしかないのだけど、このあと何をやるのか、何から始めるのか、あらかじめ周知しておくとやはり進めやすい。特に親目線からしても次何するのかわからない状態にならないので良かった気がする。資料の準備がない会議滅びろ委員会に属している私にとっても、そりゃ用意すべきだった。

パラパラ漫画のように右下に登場させた愛猫が可愛い

最後に婚姻届の証人欄に記入してもらい、写真撮影で終わり。スタッフの方には書きやすい机はないかだの、綺麗に撮れる角度はないかだの、本当にお世話になりました。丁寧に対応してくださって大変感謝です。

書く父

始まる前は結構憂鬱だったものの、美味しいご飯と勝手に話しまくる親同士のおかげで終わってみると3時間ほど経っており(ランチに時間かけすぎ)、意外となんとかなったなという感想。

私なんかは結構早くに1人暮らしをしてしまっているし、親が赤の他人と1から関係性を築くためにしっかり話しているのを久しぶりに見た気がする。父がテニスの大会で第一シードになってたことなんて初めて知ったわ。そういうのも含め、第三者視点で肉親を観察できることってなかなかできないけど、結婚するという事象によりこんな視点が楽しめるのか、と新たな気づきもありました。当たり前のことかもしれないけど。

とりあえず名古屋でザ・なところは嫌だけど落ち着いていてしっかりとした場所が必要な際は、アンティキさん、とてもおすすめできますので是非。

以前の結婚シリーズはこちら sassoutaikin.com