颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

仕事における文化

13日の金曜日。

今所属しているプロジェクトのマネージャーが来月で退職することになり、次に担当する方との顔合わせがあった。

ここ1ヶ月ぐらいは引き継ぎを兼ねて一緒に作業をするとのこと。

新マネージャーとは面識がなかったのだが、実は同期内から噂を聞いていた。というのも、同期の中に入社して1年経たずの最速で辞めてしまった方がいるのだけれど、その子が最初にOJTとして入ったプロジェクトは今回の新マネージャーが担当されていて、結構なマイクロマネジメントがあったようで疲弊してしまい辞めてしまった、という事件があったんですよね。もちろんそれだけが理由ではないだろうけど。

そんなことがあったこともあり、同期や若手内では結構癖があるマネージャーだよという噂が回っていたので、ちょっぴりドキドキしながら今日の顔合わせを迎えていた。

で結果、確かにその片鱗は見えたな〜という感想。資料の配色やアルゴリズムの詳細など、細かいところまで確認する方なのが今日30分話しただけでわかったし、苦手な人は苦手だろうなあというタイプ。

でもある意味この方はこういった部分を特に気にするんだ、ということが予め分かっているのは仕事をする上ではやりやすい。変に認識の齟齬があって出戻りするのが1番最悪なので。

あと、個人的には細かくレビューされるのも嫌いじゃない。むしろ今のマネージャーは大きな方向性を特に重視しており、そこの合意をとれば細かいところはお前に任せた!何かあれば確認する!タイプなので、それはそれでやりやすいとは思いつつ、もうちょっと細かく見てほしいなあという気持ちもあった。

そういう意味では多分今のマネージャーと新しいマネージャーは仕事の仕方、具体的には何を正義とするか、という仕事における文化みたいなものが真逆と言っていいほど全然違う気がする。

1つの会社でしか働いたことがない人はその会社文化に慣れすぎて、別の会社で働けなくなるという話をよく聞くが、マネージャーレベルでも一緒だろうなと感じる。

ある上司がOKとするラインでしか働いていないと、そのゾーンに慣れきってしまい別ベクトルのやり方を求められた時に対応できなくなる、とかは普通にありそう。若い時に指導された上司によってその人の核となるやり方が全然違う、というのも大いに聞く。

どんな上司とでも上手くやれる人が1番良いし、そのためには広範囲の適応力を持ちつつ、自分の中で正しいと思うやり方を確立していくことが大事なんだろうなと思う。今後の自分のためにも、これを機に色んなマネージャーの元で働くことは大事にしていきたいし、様々な方の良い部分をエッセンスとして取り入れていけたらと改めて思いました。自分の大事にしたいスタンスを形作って行けたらいいですね。

関係ないけど、彼女のお母様から送っていただいたうなぎの写真。パッと撮ったのでピントが微妙に合っていない。 温めるだけの冷凍うなぎなのにしっかりと炭焼きの風味が感じられて、いいところのうなぎは冷凍でも美味しいのかとびっくり。ごちそうさまでした。