颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

さかなのこを見た

金曜日。連休続きすぎて曜日の感覚がないが、今日は秋分の日だ。

新宿へ買い物に行った。

同居人はフードエッセイストの平野さんが展開するノーレーズンサンドのポップアップ目的で、私は本日発売であるDAIWA PIER39のダウンを見に伊勢丹へ。ここ数年本格的なアウターを買っていなかったので、1つぐらいは防寒バッチリアウターが欲しいと思っていたのだ。

と思いきや、店頭に現れると思っていた伊勢丹ではオンラインでしか発売されないらしく、結局試着できずオンラインで買うことになった。もしサイズが違ったらメルカリに出そう。

無事同居人はお皿とバッグを買えたらしい。 ついでにいつもすぐ売り切れで買えないカヌレを買っていた。


帰りにテアトル新宿で『さかなのこ』を見る。

さかなクンの今に至るまでのエピソードは知っていたので、そこに対する驚きなどはなかったが、全体通してほっこりしており笑いも絶えず、とても楽しかった。

裏を返せば壮絶になりそうなエピソードも混ざっているのに、のんさんの朗らかな雰囲気に乗せられて、とても良い雰囲気で纏まっている。特に何も起こらないけど、どこか面白い作品を作り出すのがうまい、沖田修一監督の演出もあるのだろう。沖田監督の作品では『子供はわかってあげない』もとても良かった。

のんさん演じるマー坊(原作におけるさかなクン)のおさかなへの「好き」が高じて様々なことを呼び寄せる、という内容部分について。もちろんフィクションで演出されている部分もあるだろうが、基本的にはさかなクンの経験談が原作と言われている。

sassoutaikin.com

昨日書いたブログで触れた『ブルーピリオド』では、「好き」という感情が逆に自己を苦しめたりするという側面が多いが、『さかなのこ』で描かれる「好き」は本当にポジティブというか、天然というか、嫌味が何もない。「好きな理由?好きだからだよ」と言わんばかりの、「好き」に対する疑問などが何もない。あれほど真っ直ぐに、透明に、純度高く「好き」な感情を持てる人がどれだけいるだろう。本当に才能だと思う。

さかなクンのYoutubeは好きでよく見るのだが、ゲストと絡んでいる動画が一番好きだ。いかにさかなクンが心優しいおかたで、おさかなへの愛情に溢れているのがよくわかる。

サカナクションの山口一郎さんや、クイズノックとコラボしている動画がお気に入り。


www.youtube.com


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夜ご飯はフォーを作って食べた。