颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

初めての結婚式でスピーチをしてきた

忙しい。ここ最近は息をつく暇がないほどに忙しかったので、ブログを書くのが久しぶりな気がする。

もう1週間が経とうとしているが、この前の日曜日に友人の結婚式に参列してきた。

小学校からの付き合いで、親も仲良く、高校までずっと部活も同じという、長年も長年の付き合いの友人。そんな友達は中々いないわけで、もちろんそんなお友達が結婚式を挙げて、お呼ばれすることはとても嬉しいことなのだけれど、今回ばかりはそれどころじゃなかった。

地獄の招待。なぜ初めて参加する結婚式でスピーチという難題をせねばならんのよ、と愚痴を言いながらも断る理由もないので、承諾する。まあ確かに、小学校からの友達がいたらその人を代表スピーチに選ばざるを得ないものなのかもしれない。

私は友達が少ないし、その少ない友達はわりとみんな大学院まで行っており結婚してる人はそれほどいない。もし、したとしても結婚式を上げるような友達はもっといない。なので上述した通り、そもそも結婚式というものを経験したことがないので、スピーチとやらもよくわかってない。本当にあるんだ、というレアアイテムのような気持ち。

どうすればいいのかわからないので、とりあえず同居人に助けを求めるが、社交性がある彼女もさすがにスピーチを担当したことはないらしい。仕方ないので、ネットに頼る。 ありがたいことにYouTubeに「友人代表スピーチ」と検索するとたくさんの事例が上がっていたので、それらをひたすらインプットする。

いくつかみていると、大体いい感じだな〜と思うスピーチの文章構成パターンを見つける。

①あいさつ
定型文。夫婦と親族におめでとうという。僭越ながらもスピーチするという。

②自己紹介
私は誰かを名乗り、新郎との関係性を端的に紹介する。

③新郎紹介
新郎を褒めながら大雑把に紹介し、新郎の特にいいところはこれだ!というところを1つ紹介する。

④エピソード1
③で紹介した新郎のいいところを表す、昔話エピソードを紹介する。

⑤エピソード2
同じく良いところに繋がるエピソードをもう一つ紹介する。片方のエピソードが笑いが起きる感じ、もう一つは真面目な感じがバランス良さげ。

⑥新郎への感謝まとめ
散々エピソードを話したが、振り返ってみると、たくさんお世話になったし尊敬しているよ〜と伝える

⑦新婦への言葉
新婦へあいさつ、新郎をよろしく的な言葉をかける

⑧結びのことば
末長いお幸せを願って締める。

こんな感じ。これに当てはめるようにYouTubeでいいな!と思った定型文言を入れていってなんとか作っていく。

エピソードが意外と難しかった。とりあえずエピソードをひたすら書き出してみるが、これが意外と出てこない。当時過ごしている時は当たり前だけどエピソードとして話そうなんて思ってないわけで、思い出してもスピーチで言えるような大層なものは出てこない。なのでこんなこと言ったかもしれない、という若干の脚色要素が追加されていくこともあった。

書き出したエピソードを眺め、共通して良いところが言えそうな2つをピックアップし、良い時間に収まるように調整する。

そんなこんなでなんとかスピーチを3日前ほどに完成させ、あとは読む練習。久しぶりにテスト前のような暗記をした気がする。一応カンペを持っていったけど、スラスラ言えることに越したことはないと思ったため、前日までそれなりに練習した。

なお、A4のコピー用紙に印刷したものをカンペにしようとしていたら、「それは流石にないでしょ!」と同居人に突っ込まれ、なんと彼女が手紙に全文を書き起こしてくれた。神。


いざ当日。友人の結婚式自体が初めてなので、受付でご祝儀を渡すというイベントも、ロビーで待ちながら友達と談笑するのも、挙式に参列するのも初体験で、普通に楽しかった。スピーチが終わるまでは緊張するかなあ、と思ったけど意外とそれまでも楽しめた。

友人はキリスト教なのでチャペルでの挙式で、生の讃美歌が雰囲気あって良かった。

そして披露宴。高校サッカー部で席が固められていた。スピーチをするせいか、一番前のところ。乾杯の挨拶後、新郎新婦の母親から息子娘の紹介としてスピーチが入る。こんな感動的なスピーチがあるなんて聞いてないと思いながらも、新郎のお母さんとは小学校時代から高校生まで親子で仲良くさせてもらっており、少し感動してしまった。

どちらのお母さんのスピーチも、自慢の息子娘です!感が伝わってきて、すごかった。終わった後に本当に自慢に思ってないとあんなことできないよね、と友達と話したりするなど。いろんな家族の形があるだろうけど、あれだけ愛されて、自慢と思われて育っていく子はすくすく成長するよなあ、としみじみ感じる。

前菜を食べ終えてビールでも飲もうかなと思った矢先、スタッフの人から「じゃあ、そろそろ」と声をかけられる。「え、もうですか?」といっている間に司会に紹介され、あれよあれよと前の方へ案内され、気づいたらスピーチしていた。

友人が撮ってくれていた。全編録画したものもくれたけど恥ずかしくて見れていない。

高校友人たちがところどころで笑ってくれたので、ほっとしながらスピーチすることができたし、結局手紙カンペも用意したけど、そんなに読むことなく終えれたので、普通にいい感じにできた気がする。

終わったあと、新郎お母さんから「うちの親戚陣からスピーチ大好評だったよ〜」と言われて親戚のテーブルを回るなどしたぐらいには、褒められた。良かった良かった。

スピーチさえ終わってしまえばこっちのもので、ひたすらお祝いされる夫婦を微笑ましく見ながら、久しぶりに会う友人たちと美味しいお酒と美味しいご飯を食べるのは楽しかった。

その後の二次会で新郎の他グループの友人たちとも会話をしたのだけれど、本当に今回結婚した彼はいろんなグループの友達がいて、いろんな顔を持っているなあ、と改めて思う。

我々高校友人をはじめ、大学研究室、大学サークル、同僚グループの4種類が主な友人グループだったと思うけど、それぞれで見せる彼の顔が全部違って面白い。それだけ違う顔を使い分けれる(使い分けている感覚はないと思うけど)のがすごいし、そもそもそれだけの複数グループを呼べるだけの仲の良さもすごい。私なんかは1テーブル、呼べて2テーブルが限界だよなあ〜と友人と話していた。

結局三次会まで行き、久しぶりに少し酔って帰りました。


とりあえず結婚式に初めて行ってきた感想として、普通に楽しかったです。 「なんで友人とか呼んで盛大に結婚式するんだよ」とずっと思っていた身だけど、呼んだ友人たちがこれだけ楽しんでくれるなら確かに良いものなのかもなあ、などと感じた。久しぶりに会える友人たちと話せるのは良かったし、場がお祝いムードたっぷりの幸せ空間なので、気を使って話したりしなくて良いのも良かった。間柄が近しい関係だったからかもしれないけど。

今年最初の大仕事を終えたので、まずは一安心。 とはいえ息もつく間も無く、今週末は彼女のご両親に挨拶に行ってくる予定。 どうなることやら。

PAVEMENT!ペイヴメント!

木曜日の夜。PAVEMENTの来日公演に行って来た。

中高の少しかぶれていた時に、めちゃくちゃハマったわけではないけど、レッチリとかを聞きだして少し洋楽に触れた時になんかそれとなく聴いていたバンドだ。確かその時には解散してたと思うけど。

まさかライブを見ることになるとは、その時はもちろん最近になっても全く想像してなかったのだけど、DYGLとミツメがサポートアクトやるよ!と言うニュースを見て、ええ来日するのか〜〜と知った。年末ぐらいだったと思うけど、まだチケットは全然取れたのでせっかくだしと思い購入していた。(結果完売したのかな?当日券も売っていた気がする)

初めてのTOKYO DOME HALL CITY。中は広いんだけど、横と上に広がっているのでそれほどステージからの遠さは感じない。収容人数の割には見やすい箱だなと感じた。

私が観に行った日のオープニングアクトはミツメ。全員大学生?のような雰囲気をずっと醸し出している(褒めている)脱力感とリズムギターが心地いいバンド。でもたまに曲中に歪みまくりのギターをかき鳴らしたりと、ギャップがすごい。ゆるゆる激しい感じでとても良かった。

肝心のPAVEMENT。正直ライブ映像は最近のスペインのやつをYouTubeで見たことしかないから、どんな感じだろうな〜とワクワクしていたら本当にそのまま。ライブでタンバリンを叩くおじさん(Bob)が楽しそうにはしゃぐのも、長身スレンダーイケメン(Stephen)が少し猫背でギターを弾きながら歌うのも、そのままだった。


www.youtube.com

PAVEMENTの良さは、仕上がって無さとか、真似できそうなバンドとか、音源があまり綺麗じゃなくてたいしたことないバンドっぽく見えるけど、、みたいなLo-Fi方面で語られることが多い。それなのにグルーヴがあって、なんかアンサンブルが心地いいし、いつのまにかずっと聴いてるみたいな。

でも本当にそうだった。若い頃のPAVEMENTは正直あまり知らないんだけど、今のPAVEMENTは本当に多幸感で溢れていた。ただただちょっと酔っ払ったおじさんズが楽しく音楽をやっていて、それをこっちが勝手に見に来ている感じ。まじで楽しそうにただただ演奏する。線の細いようなゆる〜い曲をやったと思えばガンガンのギターを掻き鳴らして騒いだりする。なんか年取って暇になったらギターやってみて〜〜って思わせてくれるバンド。あーいう年の取り方したいよ。

客層は私のお父さんお母さんレベルの人から私みたいな人まで幅広かった。生まれた世代のバンドを見に行く経験は今までなかったので、確かに思えば親世代が来るのも当たり前なのだけど、その世代と一緒にノリノリになって盛り上がるのはなんか初めての経験でそれも面白かったなあ。

また来日してくれるかな。あと1回ぐらいはみたい。

初の大腸検査

先日受けた会社の健康診断で便潜血が陽性つづきだったので、要検査のマークを押されていた。そんなこともあって、この前の日曜日、大腸検査を受けてきた。

結果、「潰瘍性大腸炎の疑いがあります。病理に持っていって詳細検査してもらうので、結果が出たらまた連絡します。」と言われた。

その病名どこかで聞いたことあるなあ、と思っていたら安倍元首相が患っていた病気だった。

調べると難病認定されていて、ちょっと怖くなる。ほとんどが軽症らしいので、もしそうだとしても治療していけばいいらしいが。

まあまだ疑いなので、どちらにせよなんとも言えない話なんだけど、少し落ち込む。実際に症状も出ていないのになんで落ち込むんだろう、と考える。

なんでか人は自分のことを健康だと思う節がある気がする。私はなぜかめっちゃ思っている。そして健康でなくてはいけないと勝手に思わされている、とも思う。

学校休まなくてえらい!皆勤賞!みたいな刷り込みや、社会人たるや体調管理できて当たり前、みたいな風習。いや言いたいことはとてもわかるけど。体調管理できた方がそりゃえらいし、素晴らしい。でもできなくたって仕方ないよね。

社会に生きている以上、ストレスを感じないわけないのになあ。まあとりあえず私は詳細な診断結果を待ちますね。何もないことを祈る。


それはそうと、初めての大腸検査はしんどすぎたのでもう二度と受けたくない。検査自体は麻酔打たれて気づいたら2時間後にワープして終わってたので、なんともなかったけど、腸を空っぽにするための下剤がしんどかった。

前日は良くわからん流動食っぽい検査食しか食べちゃダメだよ〜と言われ、食事を制限される。好きなものを食べれないのは相当ストレスがかかるし、空腹は何より辛い。

また当日の検査の5時間前から下剤を飲み始めてくださいね〜と言われる。いや検査9時半から何だけど。4時半に起きなきゃいけないとか聞いてない。

そしてそんな早起きして飲むのがこいつ。ちょっと気持ち悪いOS-1のような味がした。10分につき1カップをゆっくり飲んでくださいね〜とか、いやいやいや全然ゆっくりじゃない。そしてだんだん便が液状になり、透明になっていく。全部を出すとこうなるんだねえ。

とにかく検査までの数日にとてもストレスを感じた初めての大腸検査でした。

最近の雑記、あっという間に時間が過ぎる

ここ最近のこと。あっという間に時間が過ぎていく。

2/2(木)

中目黒で学生の時にお世話になった会社の社長と一緒に働いていた先輩と飲む。

お二方とも3,4年ぶりぐらい。二人ともBondeeをやっていて感度が高い。

会社自体は私が関わっていた時に比べて遥かに規模拡大していてすごい。先輩が起業するかどうかの相談をしていて、そんなの勢いだよ!と説かれていた。確かに私も勢いでプロポーズしたところもあるし、このご時世、結局勢いがないと動けないのかもしれない。

久々に日本酒をたらふく飲んで帰る。

2/3(金)

後輩が新しいマネージャーに仕事の進め方を一から叩き込まれている。うーん、叩き込んでくれるのはもちろん良いんだけど、もうちょっと私から先に教えれることがあったんじゃないかと落ち込む。今年になってから毎日1on1の時間をとって少しずつ伝えているつもりではあるんだけど。人に教えるって難しい。家庭教師ぶりに難しい。

近所で焼き鳥を買って飲む。 実家に帰省したときに買ったY MARKETのビールがうまい。

2/4(土)

午前中はゆっくり。洗濯、掃除を片付ける。

最近猫がどらやきベッドの使い方を間違えている(本来は中に入るものなのに、上に乗ってしまっている)。太陽が暖かいみたい。かわいいので良いのだけれど。

午後、銀座に行き長島伊織さん(年下!)の個展を見に行く。

都会に似合いながらも無骨な油絵を描く人だなあ、と思う。まだまだアーティストとしては若手だからか、作品のお値段もそこまで高くはなく、一瞬応募してしまおうかと考えるが、流石にまだ私には早いと思って躊躇する。

明日はキンパを作ろうと思い仕込みをする。余った野菜たちで簡易ビビンバを作り食べた。

2/5(日)

朝から表参道へ。ウェディングフォトスタジオへ相談。ウェディング業界のことを知るのは今まで未知だったものがどんどんクリアになっていって楽しさはある。なるほどここでお金が取られるのか、といろんな学びになってとても楽しいけど、少し疲れる。

結婚指輪も見に、SHIHARAへ行く。元々欲しいものは大体決まっていたので、サイズ感だけ確かめてオーダーする。届くの楽しみ。

帰りにセットアップを見にATONへ。ウールトロピカル生地のものを購入しようと思うがサイズがなく、一回休み。

帰って遅ればせながらの節分、ということでキンパを食べる。個人的にはどんな恵方巻きよりもキンパが好き。ごま油ご飯ってなんでこんなに美味しいんだろうか。 カンジャンケジャンを食べた韓国の思い出が蘇りまた行きたくなる。

気づけば毎日お酒を飲んでいることに、書いて気づく。控えなければ〜と思いながらも来週も2件の予定が入っているのでほどほどに頑張る。

最近読んだ本たち(2023年1月)

日曜日。もうワクチンも4回目だと言うのに、注射後の翌日は普通に副反応による熱が出て寝込む。2日目の今日もまだ若干体がだるい。

なんで身を守るために身を傷つけなきゃならんのだ、いい加減にしてくれ〜と思うが、寝込んでいる間に本を数冊読んだので、最近読んだ本も合わせてまとめる。

傲慢と善良

同居人が先に読んでいて、是非読んでみてほしいとのレコメンドが入ったので私も読むことに。というか最近SNSで話題の本らしい。私は全然知らなかった。

とあるカップルの女性が婚約前に失踪してしまい、男性がその女性を探すという探偵ミステリー。かと思いきや、探していく過程で婚活という「人を選ぶ」プロセスにおいて我々がいかに欲に傲慢で自分勝手か、目を背けたくなるような事実を事細かに言語化される。そして結構腑に落ちてしまうことが多く、自分の過去の言動を思い返しては反省したり恥ずかしくなったりする。

ミステリー要素もあるから単純にオチが気になり、さっと読めてしまったのもよかった。後、朝井リョウさんの解説も皮肉が効いてて非常に好きでした。

夫婦・カップルのためのアサーション

SNSでおすすめされていたのを見て読む。「アサーション」という自分も相手も大事にするコミュニケーション方法について、夫婦間のあるある問題を例に取りながら非常に論理的に説明してくれる本。

分かってはいるつもりでも、ちゃんと文字として言われると確かにパートナーに良くないコミュニケーションの仕方してしまっているかもな、私ってこういう表現の仕方をする癖があるな、と内省できた。

友達とかに彼女のことについて相談されたら、とりあえずこれ読みな!とおススメしたくなるぐらいにはとても良かった。アサーションの方法論としてもまとまっているので、ただ理想を語っているだけでないのもポイントが高い。

いちばんわかりやすい インド神話

RRRを観たことによりインド文化についてちゃんと知りたくなったので、とりあえずこれを読んだ。バラモン教、ヒンドゥー教に出てくる神様たちのお話が端的にまとめられていて、タイトルの通り非常にわかりやすかったです。

ざっくり感想で行くと、神話って推しを主人公にした二次創作みたいなもんなんだな〜と思った。書く人によってキャラの強さが違ったり、絶望的なシチュエーションからの俺TUEEE能力でなんとかしちゃうとかまさにじゃん。今ではネットに溢れているなろう小説みたいなものが、当時は本当にそれしかなかったからみんなが読むコンテンツになり、みんなが信じるものになり、崇拝されて神格化していったのかな、なんて。

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青野くんに触りたいから死にたい

最近発売された10巻が私の周りで結構話題になっており、昔3巻ぐらいまで読んで止まってしまっていたので、改めて買い直して10巻まで読んだ。

街に伝わる呪いや儀式など、仏教チックなホラー要素が単純に知的で面白い。

ただそれよりも、性的欲求、自傷感情、他責感情など、人間の弱く脆い部分がリアルに細かく表現されていてぞっとする。ホラー要素も相まって、より怖い。

特に最新の10巻は、本当に目を背けたくなるような、でもこのような家庭があるんだろうな、という絶妙な地獄の親子絵図が描かれていた。 アサーション本でも触れられていた、家庭環境によりパートナーに何を求めるかが強く影響される、という文言そのままを青野くんたちが示してくれている。

スキップとローファー 8巻

本当に大好きな漫画。今までも良かったけど、最新刊は最高に良かった。

なんて事のない高校生の日常漫画で平和なんだけど、各キャラの考えや行動がしっかり確立されていて、時々心にグサっとなる描写が紛れ込んでいる。

青野くんもだけど、志摩くんの考え方はやっぱり家庭環境の影響が大きそうで、最近読む本読む本に親子関係の大事さを説かれている。

うちらきっとズッ友

なんで買ったか忘れたけど通販で届いていた漫画。一癖あるけどなんだかんだありふれていそうな、様々な形の友達エピソードをオムニバス形式で集めた短編集。とにかく出て来るキャラクターが愛おしすぎて。

子供から大人になるにつれ本人たちの関係性は変わっていなくても周りの目が変わってしまい、形が変わってしまう男女の友情や、旦那の浮気疑惑をきっかけに仲良くなる嫁姑の友情のエピソードがお気に入り。

うみべのストーブ

友達が原画展に行っている投稿を目にして、絵が素敵だなあと思って知った本。一つ一つの言葉が染み渡るように体に効いて来る漫画。

個人的には、各話の終わりに挟まっている扉言葉が良すぎて大好き。映画の最後にブラックアウトしてタイトルだけ映し出されるあの感じ。「平凡でおもしろい人生」を過ごしていきたいね。

利益と賞与

金曜日。

週の最後、会社の半期キックオフがあった。いつもの全体会議と雰囲気が違う。どうやら会社として利益が伸び悩んでいるみたいですね。

私の会社は大企業ではなくスタートアップでもないぐらいの規模感だが、組織拡大してる最中で、1番難しい時期なんだろう。全員が顔認識できて一体感のある規模感から、誰が誰だかわからなくなるくらいにはどんどん人が増えている。なので、横のつながりがないとか、経営陣の進みたい方向がわからんとか、みんなよくある不満を言いがち。一体感は多分薄れているよね。

あとは単純に組織拡大に対して、クオリティを持った仕事が追いついてない。まあそんなことここで言っても仕方ないので、一旦どうでもいい。

どうでもいいのだが、利益の話をされると、どうしても賞与が…となってしまう。お金は大事なので。我々年俸制会社にとって、賞与につながる利益はやっぱり大事なのよ〜〜。基本給は高いけど、賞与の明細を見ると、これだけ??となってしまう。

大企業メーカー行って2,3ヶ月分ボーナスもらうのが正解だったのかな〜とかたまに考えちゃったりしますよね。まあ隣の芝なんだけど。年俸制は年俸制の良さがあるとは思いつつ、この時だけは羨ましくなっちゃうよねえ。日本各地や海外に飛ばされたいとは思わないけどさ。

まあこれで次入る次回賞与はそんなに期待できなくなりましたね。せめて基本給は上がってくれ。


そういえば今週は2回ほどしか自炊してない気が。省エネだぜ!

月曜にタコスミートを大量に作ったので、今週の前半は毎日タコスパーティーだった。あとタコライス。チーズをかけたりタバスコかけたり、サルサをかけたりワカモレをかけたりとちょびっとずつトッピングを変えてると全く飽きずに食べれる。

また水曜日あたりにミネストローネを大量生産。パンと食べたり、ショートパスタ入れたりで、これも2日持った。

今日の夜はワクチンを打ちにいくついでにラーメン。ワクチン会場に近いところにおいしそうなところがあったので寄った。初めて家系というやつを食べたかもしれない。

ちいかわの二郎編をちょうどYouTubeで観ていたから、注文に変に緊張したが、それはあくまで二郎で家系は別に普通の注文でよかった。ラーメン界隈よくわからん。

普通サイズのラーメンとご飯のはずなのに、異常にお腹いっぱいになる。多分まだ食べれている方だと思うけど、確実に胃が小さくなっていて悲しい。外見は年老いてもいいから、体内はずっと若くいたい。年寄りになっても脂のある肉とか美味しく食べたい。

ワクチンを打った肩が痛くなってきたので、大人しく寝る。

新宿伊勢丹、RRR

1月21日(土)

今週は同居人が実家に帰っているのでおひとり様週末。

昨日はライブで夜が遅かったので10時ぐらいの起床になってしまう。軽く掃除を済ませて伊勢丹へ。先日伊勢丹でご祝儀袋を買ったら名入れを無料でしてくれるというので、お願いしていたものを取りに来た。字が上手くない私にとってこのサービスは非常に助かる。というか、こういうご祝儀の書き方とかってどこで習うの?私この文化全然知らないんだけど。

この名入れサービスしかり、最近新宿伊勢丹の素晴らしさを実感することが多い。POPUPを訪ねるとバイヤーの方が真摯に説明してくれて誇りを持ってセレクトしているのが伝わるし、WebサイトのUIも特に不快感なく使える。

特に、ギフトにフォーカスしたMOOD MARKというWebサービスはとてもセンスがいい。これ、住所を知らない人にもギフトを送れるサービスで今どきなんですよね。SNSでギフト送れるのってLINEギフトしか知らなかったけど、LINEギフトは扱ってる商品がちょっとね…と思っていた人は私だけじゃないと思うのでこの伊勢丹が商品のセレクトを担保しているサービスはめちゃくちゃ良いと思う。

昔は高級百貨店はどこも変わらないと思っていて、ブランド物だけセレクトしてお高く止まってんなあ、というイメージしかなかったけど全然そんなことはなかった。

新宿伊勢丹は低迷する百貨店業界の中でも売り上げを伸ばしているらしく、人が集まるところにはやっぱり相応の理由があるなあ、と改めて。伊勢丹にあるから買う、このバイヤーがセレクトしているから買う、みたいな意思決定が生まれる理由がわからなくもない。

メンズ館6Fのブランドセレクトも素晴らしく、今度親御さんに結婚のご報告いかなきゃ行けないしカジュアルに着れるセットアップ欲しいな〜と思ってGraphpaperやN.HOLLYWOOD、ATONなどを見る。シルエットはATONが一番合う気がした。とはいえ値段を考えてふと我に帰る。伊勢丹にいると、値段感覚が麻痺してくるのが唯一良くない。意志を強く持って、何も買わずに帰った。

いや、犬猫のPOPUPストアにて、猫の保湿も消臭も涙ヤケもこれ一本!というオールインワンスプレーを買ってました。まあこれは最近暖房で乾燥しがちな気がするお猫さんのためなので。

1月22日(土)

川崎にRRRを見にいく。前回上映時は都合が合わず見にいけなかったのでNetflixかな〜と思っていたらIMAXで再上映する知らせが入ったので今回こそはとチケットを取った。

皆さんの感想・レビューは散々目にしていたので、どれどれと思いながら見始めたけど、本当に聞くに違わぬハイな映画だった。

アクションもダンスも爽快でクレイジーで見ててずっと興奮が止まらない。ストーリー展開も息を吐くところがなくずっとハラハラドキドキしていたし、結構痛々しい描写もあるので普通に心理的ストレス(それが刺激で楽しいという見方もできる)が強く、見終わった後はどっと疲労感が。上映後拍手がなっていたが、私は拍手をする元気がなかったほどには疲れていた。

あと、もっとインド史実を知りたくなるエンディング演出が妙だった。最強四天王(4人どころではなくて10人ぐらい紹介されていた気がする)みたいに、活動家の方が歌で紹介されるのだけれど、全くと言っていいほどピンとこない名前が続き、結局私は誰もわからなかった。ずっとえ??誰???状態。

帰ってからググっていると、インドで生活している?ヒンディー語を喋る日本人youtuberの方が監督と主演お二人にインタビューしている動画があり、まさにエンディングの演出について話されていた。その動画曰く、インドにはガンディー以外にも素晴らしい革命家がいたことが全然知られていないから紹介したかったらしい。完全に監督の手のひらの上でした、私。


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勉強するといっても何から調べればいいかわからないので、有識者の方おすすめの本を教えて欲しい。革命家もそうだけど、私はそもそもの神話や宗教史あたりに興味が特にあります。とりあえずこのnoteにたどり着いたので、この方の「いちばんわかりやすい インド神話」を読もうと思います。