颯爽退勤日記

日々の考えごととか、ねことの日常とか

目を澄ませるというコミュニケーション

三連休最終日。

昨日から腹筋ローラーを始めている。昨日膝コロを5回やっただけなのに、今日も朝起きてやろうとしたら腹筋に筋肉痛が走る。昨日と同じぐらい伸ばすことはできずに終わる。腹筋ローラー怖い。

朝食なのか昼食なのかわからんテンションで残り物のスープとパンを平らげ、川崎に出かけた。目的は「ケイコ 目を澄ませて」という映画。

久しぶりに、映画館で観てよかったなあ〜〜〜と思うカッコいい映画でした。

映画好きな人が作ったんだろうなあ、と思わせられる映像の構図、フィルムの質感。ろう者に焦点を当てた映画だからこその、映像から発せられる音の表現、ろう者を演じる岸井ゆきのさんの演技がたまらなくよかった。

特に、聴覚障害があり全く音が聞こえないことで生まれる人との違い、物事に対する感じ方の違いを、直接言及せずとも観てるだけでまじまじと感じ取れる演出が素晴らしかった。

彼女が川沿いでトレーニングをするというのもあってか、象徴的と言っていいほどに荒川を走る電車の音がうるさいのだけれど、彼女は気にも留めない。聞こえていないのだから当然なのだけど。

コーチが練習生に罵声を浴びせても、気にも留めない。むしろ集中しているように見える。聞こえていないからこれももちろん当然っちゃ当然。

だけど聞こえているマジョリティ、観ている我々から見たらこんなにうるさいのに集中していてすごいな、と思ってしまう。

普段聞いている生活環境音ってこんなにうるさいのかと感じさせられると同時に、それらが聞こえてないからこそ見えているものだけに彼女が集中できているんだ、聞かなくていいノイズがシャットアウトされて羨ましいな、と思ってしまう自分がすごく情けなかった。

それぐらい音と、音とは関係ないところのコミュニケーション(これが耳ではなく目を澄ませるということなんだと思う)が強調されていて、そしてそれをほぼセリフなしの演技で演じている岸井さんがすごい。

見ている間も緊張感が張り巡らされる、見た後はくらったなあと言ってしまう、目と耳にグッとくる映画でした。非常によかった。環境音がある家なんかで見たら勿体無いので、絶対映画館で見た方がいいやつです。

2023年やりたいことリスト

2023年にやりたいことを箇条書きであげてみました。

  1. プロポーズする
  2. 相手の実家にご挨拶に行く
  3. こちらの実家に挨拶してもらう
  4. 私の家族と恋人と一緒にご飯食べる
  5. お互いの両親を会わせる
  6. 入籍する
  7. 結婚指輪を見に行く
  8. 結婚指輪を買う
  9. 式についてあーだこーだ議論する
  10. 冷蔵庫を買ってもらう
  11. 良いオーブンレンジを買う
  12. 良い炊飯器を買う
  13. オーブントースターを買う
  14. 暖房器具を買い足す
  15. 部屋のアクセントになるスタンドライトを買う
  16. オットマンを買う
  17. サイドテーブルを買う
  18. テレビを買う
  19. テレビ台を買う
  20. フェイクグリーンを増やす
  21. 気に入ったアート作品を買う
  22. iPhoneを新しくする
  23. 水を毎日2L飲む
  24. 毎朝腹筋ローラーをする
  25. サラダを定期的に頼んでみる
  26. 在宅時はポモドーロで仕事をする
  27. 1週間に1度は走る
  28. 毎朝歩く習慣をつける
  29. 1週間に1度はブログを書く
  30. 6時30分起床習慣を取り戻す
  31. お風呂から出る前にボディクリームを塗る
  32. 食を楽しむ宿、オーベルジュみたいなやつにに泊まって楽しむ
  33. 食のための旅行に行く
  34. 海外旅行の計画を立てる
  35. 美術館にいく
  36. 角川武蔵野ミュージアムへ行く
  37. サカナクションのライブに行く
  38. 細美さんに会う
  39. 脱毛に行き始める
  40. Burger POLICEで食べる
  41. 寿福で食べる
  42. ビリヤニ大澤にもう一度行く
  43. アメリカンクラブハウスでスペアリブ食べる
  44. Hugoでランチする
  45. みよし家に行ってタコス食べる
  46. タコスを作る
  47. カルニタスを作る
  48. 筑前煮を作る
  49. キッチン横の調味料を整理する
  50. サブスクを整理する
  51. SBIでNISAを満額設定する
  52. 個別株を買ってみる
  53. メガネを買う
  54. バブアーを買う
  55. 襟付きシャツを買う
  56. モックかタートルの黒ニットを買う
  57. 黒いカーディガンを買う
  58. Uチップの革靴を買う
  59. 結婚式用のシャツとバッグを買う
  60. 友達の結婚式に行く
  61. スピーチを怪我なく終わらせる
  62. 社内wikiでアウトプットする
  63. 後輩をリードする
  64. そろそろPJをローテーションする
  65. 現PJのタスクはやり残さずやり切る
  66. PJを円満に引き継ぐ
  67. PMが変わっても仲良くやる
  68. 退社するPMと連絡をとり続ける
  69. 今のクライアントと連絡をとり続ける
  70. 新PJで新しい方々と交流する
  71. Kaggleでメダルとる
  72. GCPのデータエンジニア資格取る
  73. AWSの資格取る
  74. 1日1時間技術書を読む時間を取る
  75. 業務委託でもう1段階仕事をもらう
  76. 業務委託で関わってる方と対面で会う
  77. 業務委託で関わる先を増やす
  78. 外部に出せるようとして職務経歴書をつくる

どのくらい達成できるのでしょうか。

2022年に買ってよかったものたち

2022年のベストバイ、買ってよかったものたちの紹介です。 衣・食・住・遊で分けてみたのですが、今年は引っ越しがあったのでどうしても住関係が多めです。

衣:ワードローブに加わったお気に入り服たち

DAIWA PIER 39 ダウン

引用元

今年購入したアウター。しっかりとしたダウンを買おうとずっと思っていて、機能よし、シルエットがルーズで好みだったのでダイワを購入。

着てみて良かったポイントとして、暖かさはもちろん、ポケットの多さとその使いやすさがとても良かった。手を突っ込めるハンドウォーマーポケットは裏地がフリース素材で暖かいし、左右の物を入れるポケットは大きいし、内側にも数個のポケットがあるので、収納力には困らない。

ダウンを着るとモコモコしてバッグを持つ気にならないのだけれど、それを解消してくれるので良い。

SCYE BASICS ポロシャツ

夏にポロシャツが欲しい時期に購入。定番もののラコステとかフレッドペリーは割とジャストフィットのものが多い一方、ちょっとルーズめのポロシャツが欲しかった(単にサイズを大きくするというわけではなく)中で、シルエットが好みでした。後ろ丈が少し長いのも良い。

Graphpaper Suvin Sharkskin Two Tuck Trousers

引用元

仕事でスーツを着る文化がない中で、割とカッチリした場面でも使えて私服でも使えるスラックスが欲しいと思っていた中で、こちらを購入。

グラフのパンツは全般的に言えることかもしれないが、入っているツータックとそこからのテーバードが絶妙。腰回りは少しゆったりなんだけど野暮ったく見えないシルエットが大好き。

またこのパンツは生地が特に綺麗めに見えて、仕事で使ってもなんら問題ないので気に入っている。

LENO LOOSE TAPERED JEANS

引用元

インディゴのジーンズが一つ欲しいな、という中でYAECAと迷って買ったのがこちら。パンツに関してはこれしか言ってないが、腰回りゆったりからの足元にかかるテーパードシルエットが最高。そして何回か洗濯を重ねると、毛羽立ちが程よい形になっていき、ジーンズを育てていく感覚が生まれて良い。同居人もたまに履いたりするので、ウエストさえ気にならなければユニセックスで使えると思います。

私は気に入りすぎて、結局色違いのFADE INDIGO(薄青タイプ)も購入しました。

NOVESTA MARATHON TRAIL BEIGE

あまり靴には執着がないので、ずっとReebokのCLUB-Cを履いているが久しぶりに新しい靴を買った。

L&HARMONYさんやBshopで取り扱っていたのでよく見る機会があり、色使いがかわいいな〜と思っていた中で履いてみたときに、履き心地が予想外で気に入って購入。土踏まずが積極的に埋められて、かかとからつま先への一歩の踏み出しを促される。サッカーやっていた人ならわかる、ミズノのスパイクに近いあの感じ。

白ベースでベージュや黒が入っているのでどんなコーデにも合うのもよい。ちなみにベージュもお気に入りです。

食:リピートした食べ物たち

5種のサラダセット

クックパッドマートを使い始めてリピートしまくっているサラダセット。さっと洗って器にもるだけでもりもりサラダの完成。お店でしか食べない葉物がたくさん入っていてテンションが上がる。このサラダセットのおかげで、同居人の手作りドレッシングの質が少しずつ上がっている気がする。

cookpad-mart.com

CHEESE STAND ブッラータチーズ

こちらもクックパッドマートで贅沢したいときに頼んでいたブッラータチーズ。恥ずかしながら今年になるまでブッラータチーズを食べたことがなかったのだけれど、モッツァレラチーズにクリーミーさを加えるとこんなにうまいんだ、と驚愕でした。ワインが止まらない。普通に通販でも買えるらしい。

東京ブッラータonlineshop.cheese-stand.com

アオザイ フォー(ポーションパック)

小分けになっているので使いやすいし、もちもちしていてとても美味しい。2回リピートしました。多分来年もまた作る。

住:暮らしよくするために導入してよかったものたち

ダイニングテーブル

机の上が雑多ですみません、テーブルとしての写真これしかなかった…

ことし一人暮らしから二人暮らしへ引っ越しをしたのだが、その中で唯一新規で購入した家具がダイニングテーブル。「まずはそれほどお金をかけないようにしよう」ということで、一人暮らしの時の家具家電を持ち寄って今も暮らしているのだけれど、ダイニングテーブルだけはどちらも持っていなかったので、ベルメゾンの円形テーブルを購入。

本当はヴィンテージのエクステンション円形テーブルが欲しかったりするが、流石に10万を使う意思決定はできなかったので、まずはコスパが良さそうなベルメゾンで買うことに。ちょっと塗装は安っぽいが、110cmの円形は取り回しがとても良い。2人で食べる時に向かい合わせになるのが好みではないので、90度間隔の絶妙な角度で食べるのが好きです。


ドローアライン

今更かよという感じではあるが、買ってやっぱり良いものだなというのを実感。

省スペースでものを置く場所を作れるというのは日本の賃貸にぴったり。そして飽きの来ないデザイン。今は寝室に置いているけど、置く場所を選ばないので引っ越したとしても邪魔になる心配がない。

sassoutaikin.com

unico ラグ ESEN(エセン)

この前のクリスマスに買って、滑り込みベストバイ。ヴィンテージっぽい雰囲気も北欧らしさもいける柄物のラグを探していて、一点物しかないかなあと思っていた中でunicoさんがありました。青と赤(正確には淡い青とえんじ色)という、文字面ではうるさい色なのに、ラグとして引くと絶妙にまとまった雰囲気に落ち着いてくれるので、部屋の主役になってくれるし、他の家具を邪魔しないところがお気に入り。黒猫との相性もバッチリ。

ESEN(エセン) ラグ ブルー 100x140 | ラグ | unico(ウニコ)公式 - 家具・インテリアの通販

34インチウルトラワイドモニター ICCONN

4Kはあまりにも文字が小さくなって使いづらいのでWQHDサイズのワイドモニターが欲しかった中で、プライムデーセールで3万ちょっとにになっていたので購入。モニターといえばLGかDELLな中でINNOCNという聞いたことのないブランドだったのでちょっと不安だったけれど、今のところ全く不具合なく使えているので質は問題ない気がする。どうやら中国深圳の会社らしい。

ゲームをしないのでHzは全く必要としてないが、このサイズだとLGとかDELLでも10万前後するのが普通なので、そう考えるとコスパが良すぎる。

やっぱり横に3440あるのがだいぶ良くて、chromeを3画面横に並べても違和感なく使えるのでだいぶ生産性が上がります。おすすめ。

象印 スチーム加湿器

これも今更感があるが、寝室用の加湿器として購入。

良い点は散々ネットの皆さんが書いている通り、シンプル構造なので掃除が楽。そしてフィルターがないので変な匂いがすることがない。あとはやっぱり加湿力が化け物、部屋の湿度が4~50%ぐらいなのが弱モードをつけるだけで6~70%ぐらいにすぐになる。

悪い点として音が大きいことがよく言われているが、私は寝室で使っても全然気にならなかった。ただ確かに沸騰音はします。少しでも音がなったら寝れない人は無理だと思うが、私たちは全然気にならない、というだけ。猫がいると寝てる時も走ったりトイレしたりするしね。

またもう一点、電気代が高くなるという点だが、これもそれほど変わっていない。私たちは基本リモートでガジェットも使いまくりで毎日電気を使いまくっているのでそもそも他の家庭と比べると比較的高めというのもあって、それほど上昇幅が気にならないのかもしれない。

こればっかりはちゃんと各コンセントからどれくらいの電気量を使っているか可視化するしかないが、今の所それはできていないのでなんともいえない。それほど上がっていないという感想しかない。

タオル研究所のタオル

引っ越してからタオル類を家のタオルを全部このブランドに一新した。トイレ・洗面所・キッチンは#006のフェイスタオル、バスタオルとして#001のミニバスタオルをそれぞれ5枚ずつ買って使いまわしている。

場所ごとにタオルがごっちゃになるのが嫌なので、場所で色分けをしている(トイレは緑、洗面所は紫、キッチンは茶色、私のバスタオルは青、同居人のバスタオルはピンク)。

使ったら1日ずつ交換し、2~3日に1回洗濯乾燥機を回すことで使いまわしているのだけれど、一向に給水力と肌触りは変わらないし、糸のほつれも出ない。ミニバスタオルのサイズ感も良くて、無駄に大きくなく必要最小限サイズなのでかさばらない。

特別これが最高!という部分は見つからないけど、嫌な部分がひとつもない。

ホコリ取りフィルター

こちらも引っ越してから、換気扇などの掃除を楽したいために購入。

まずつけるのが簡単。貼るだけ。そして貼ると意外と埃が溜まることに気づき、今までこの埃たちはどうしていたんだ、、という気持ちになる。

付け替える時も剥がして貼るだけなので、まじで楽。最初は換気扇だけにしていたけど、今やお風呂場の通気口にも貼っている。

山崎実業(Yamazaki) テーブル下 収納ラック

デスク下にティッシュを移動させたくて購入。ただ穴が空いているだけにもかかわらず、ティッシュは意外とスムーズに取れる。あとティッシュ以外にもスペースあるので、何かしらものを入れることができており、とても良い。今は穴あき手袋を入れています。

遊:余暇を楽しむために買ったものたち

RICOH GRⅢx

今年一番高い買い物がこちら。高いからベストバイに入れないとやってられないのだけれど、本当にこのカメラは買って良かった。今までiphoneか写ルンですでしか写真を撮ったことがない私が、普段からこのカメラを持ち歩くようになり、パシャパシャご飯や風景や街並みを撮るようになりました。

なんといってもこの軽さ・小ささゆえの携帯性が最高。ズボンやアウターのポケットに忍ばせることができる。それでいて画質がiphoneよりも良いことが素人の私でもわかる。

35ミリ判換算で約40mm相当という実際の視野よりもちょっと寄った画角も良くて、無駄な視界を切り取った写したいものだけを写す写真を撮ることができるんですよね。

カメラを買う前よりも明らかに日常を切り取る機会が増えて、写真を起点にブログを書くことが多いので、記憶を残しておくモチベーションになっている。写真を残す大切さを教えてくれたカメラです。

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タカラッシュ お家で謎解きアイゼンバーンシリーズ

今年、同居人が先輩の影響で謎解きを始め、それに乗じておうち時間として家でできる謎解きを二人でやっていた。中でも楽しかったのがこのアイゼンバーンシリーズ。よく考えられたトリックと練られたストーリーがどのシリーズも洗練されており信頼がおける。謎にはまってしまうと1日以上かかってしまうぐらい、なかなかの難易度ですがそれが良い。


新年のご挨拶とご報告

皆さま、明けましておめでとうございます。

まずは、先日書いたこちらの件について。

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こんなお気持ちポエムにコメントくださったり、リアクションしてくださった方々、ありがとうございます。

結論、「結婚しようか」と伝えて、「うん、結婚します」と言葉をもらいました。

今年中には入籍できたら良いね、と話しているところです。まだまだこれから大変なことが待っている気がしますが、ぼちぼちゆっくり進んでいければと思います。

これは後日談ですが、彼女から手紙をもらい、その中に

実は私はずっとプロポーズは住んでる家かどちらかの家で、ふと「結婚しようか」と言われるのがいいなーとなんとなくずっと思っていました。これは彼氏ができたこともない中学生とか高校生から思っていたことなのだけれど。今日のプロポーズがまんまで、同じ感覚を持っているんだと改めて感じました。

みたいなことを書いてくれていて、こう言ってくれる方で本当に良かったです。

とはいえプロポーズまで価値観のすり合わせが求められるって、やっぱり結婚って色々むずいなあとも思いました。もし「こんなプロポーズじゃやだ!」と言われたらどうなるんだろう。まあそういう方とはここまで続いてないか。


で、1日に伝えるぞー!と意気揚々としていたのに、報告が遅れてしまったのは理由がありまして、

実は新年早々の三が日は38度以上の高熱を出してガッツリ寝込んでしまっておりました…。でもインフルもコロナも陰性だったんですよね。昨日の新幹線で東京に戻って内科にかかったら扁桃腺が腫れまくっていて、急性扁桃炎だろうとのことでした。とりあえず抗生物質を出してもらいなんとかなっています。扁桃炎ってストレスでもなるんですかね。何かしらの細菌がいるんだろうけど。睡眠不足・年末のお酒などもあって免疫も弱っていたのだろうと思います。

とまあそんなことがあり、1日に帰る予定が3日に伸びてしまい、昨日無事伝えてお話しできた感じです。


なので年始は全くもってゆっくりできなかった今年の正月でした…。 取り返すように今日はのんびりしています。やっともちも食べれました。 見たいものを見て、食べたいものを食べて、明日からの社会復帰を目指します。

改めてになりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年を振り返る

2022年の振り返りです。

2年目突入、後輩が入ってくる

お仕事ですが、2年目に突入し遂に後輩ができる立場になりました。新卒研修にもメンター/フォロワーとして関わって、PJ進行のお作法を教えたりもしました。ちゃんと教えられたかは謎ですが、1年前は感覚で「こうする方がきっと良いんじゃない?」というものが、経験と理由を持って「こうするべき」と言えるようになったのは大きいかもしれない。

今年の新卒は博士課程を卒業された方が多く、私より歳上の方も多分だが結構な数いらっしゃる。こと現在一緒のチームで働いている1年目の方も博士課程を卒業された方で、確実に私よりも頭が良くその発想は確かに…!とアイデアをいただくこともあり助かっているのですが、仕事の仕方としてはもっとこうした方が良いのでは?と思うことも多く、どうやって良い方向に持っていくのが良いのだろうと今もなお考えあぐねている。

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完全な教育権が私になく、私はただ一緒のチームで働いている先輩でしかないという点と、リモートワークによる接点の作りづらさが悪さをしている気はしている。2023年は私のリード能力向上は主な仕事目標にしたいため、1,2年目の若手をリードしていく、ということには注力して取り組んでいきたい所存。

ちゃんと仕事を評価されている

私の会社も含め全ての会社に言えるのでしょうが、結局評価関連に対する不平不満が一番多い気がします。友達と飲んでも、先輩と雑談しても、評価に関する話題になることは多い。

ただそれだけ評価制度が難しいものというのもなんとなくわかってきました。実際会社に入ってみて、自社の評価システムイケてないな、と思うことはあれど、全く代案が出せないんですよね。今の課題を解決する案を出しても別の課題が出てくる、といった具合に。

そんな評価制度についてですが、私は今のところ「めちゃくちゃしっかり評価されている」と感じています。本当にありがたい。今のマネージャーが評価に対して、評価されるための方法論をしっかりと教えてくれているのも大きいのかもしれないですが、それでも思った以上。

入社して2回目の査定で昇給額を提示された時はこんなに上がるんですか?と目ん玉飛び出た。上司曰く、早いうちにある程度までは登ったほうが良いとのこと。ある程度までいけば誤差らしいので、そのラインまでは頑張ってみようかなと思えている。

実際この評価のおかげで今のところ仕事のモチベーションも高く保てているし、収入面で少しは余裕ができたので、別のこともしやすくなった点もありがたい。

ただおそらく、この次の山を越えるのが難しいんだろうなと感じています。まずはこの2022下半期の評価が出るのを待って、どうしていくか考えたい。

社内&社外交流が少しづつ、とはいえまだまだ

この技術系界隈においてその畑の人たちと交流することは割と大事なことは理解しているつもり。情報のアップデートが速い世界なのでそもそも情報入手に役に立つし、自社で生き残っていくためにも転職する際にも重要。

しかしながら私は社内ですらあまり精力的に交流できていないぐらいので、社外なんてもってのほかでした。

ただ、仕事経験が多くなるにつれ、一緒に仕事をした人起点で少しづつ勉強会に参加したりすることで社内のネットワークも去年よりは広がった気がします。とはいえ優秀な同期を見ると顔の広さが違うので、まだまだだなあと思うばかり。

社外に目を向けると、一緒にお仕事をさせてもらっているクライアント会社の方々とも先日やっとオフでお会いすることができ、文字通り公私混同のさまざまな話をすることができました。特に同い年で同じ職種だった方とは非常に話が盛り上がり、2次会は上司そっちのけで2人で喋り倒していたことも楽しかった。

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また、先輩きっかけで別会社から業務委託を受ける機会もあり、その会社でも少しづつお仕事をしながら交流させてもらっている。こちらの会社の忘年会には顔を出せず残念だったが、機会があればご挨拶させていただきたい。

このように、少しずつではあるがオフラインも含め交流する幅が社内外で広がったのかなと思える1年でした。特に別会社の話を聞くことは、考えが凝り固まらないためにも、自社を見つめ直す意味でも、めちゃくちゃ重要だなと感じています。2023年は今繋がっていただいている方々と深くなることが目標。

二人暮らしスタート

プライベートはというと、今年の春に同棲を開始し、二人暮らしになりました。猫もいるので二人+一匹が正しいのかもしれない。2021年からお付き合いさせてもらっている方と、「2022年中に一緒に住めたらいいね」なんて話していたら春先に駅徒歩2分60m2越え2LDKが出てきて、これしかない!となってあれよあれよと引っ越していました。

本当は夏頃がいいかなと思っていたところもあり、もうちょっと一人の時間大事にしたほうがよかったかな…と少しブルーになった時もありましたが、やっぱり住んだら住んだで1週間に1度しか会わなかった頃には話せなかった話題を話せたり、知らなかったことを知れたり、パートナーとして仲を深める意味では非常によかったのかなと思っています。

同じ人間なんていないですし、形成された文化・価値観の多少の差異はあれど、相違があった際に話し合える、議論できる関係になれたのがよかったです。

あとは、私は一人でいるとほぼ喋らない&外の情報をネットからしか取り入れない引きこもり人間であるのに対し、彼女は友人関係が広く外の情報を持ち帰っては私に楽しく話してくれるので、単純に喋る機会が多くなったし、いわゆる世間一般の情報にも少しはついていけるようになりました。

年の瀬にこんなポエムを書き殴ってしまいましたが、ここにある通り、2023年はちゃんと他者からもパートナーと見てもらえる関係になることが目標です。

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ダイエット中の猫だけど、相変わらず今年も可愛い

一人一猫暮らしをしていた頃は5.3kgぐらいをキープしていた我が愛猫ですが、引っ越してから一ヶ月に0.1kg強増量するという増加曲線を描いてくれていたため、これはいかん!と夏頃からダイエットを開始。今もなおダイエット中ですが、近頃効果が見え始め少しずつ体重を減らすことに成功しています。10月からのこの綺麗な加工直線見てください。えらいよ我が猫。

catlogという神アプリで記録しています

いや元々5kg超えてるの時点で太ってるだろ、というツッコミはその通りかもしれませんが、まずは増えた分を減らすところを目標にしています。とにかく健康で生きてくれればそれでいいのです。

猫は相変わらずかわいくて、昨年からご飯をねだる対象、構う対象が二人に増えたことでより有意義に過ごしていると思っています。寝室が大きくなりセミダブル+シングルのベットを占領したり、そもそも部屋が広くなったので走り回ることもできるようになったしね。引っ越す前は1階だったので、上から外の景色を見れるようになったのも嬉しそう。

毎朝通行人をチェックするのが日課です

もう5歳なので、若くはないはず。引き続き健康であってほしい。

散財は◎、貯蓄は△

仕事をするにも楽しく毎日を過ごすためにも、何より健康が大事と思っているので、ストレスをなるべく溜め込まないように生きるように心がけているつもりです。その延長線上にさまざまな対象への消費があり、消費を通じて得る文化・教養もあるのでそれ自体はなんら悪いことだと思っていない。

音楽はヨギー、森道、羊文学、ネバヤン、ベボベなどに足を運べた。サカナクションがコロナのキャンセルで行けなかったこと、エルレが当たらなかったことは悲しいが2023年に期待したい。

またまとまったお金を得ることができるようになり、長く着ようと思える服やものを買って大事にしていきたい気持ちが強くなり、少し値が貼るものを手にとるようになってしまった。が、長い目線で見たらむしろ得と思いたい。

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納得のいく消費ができた反面、では貯蓄はどうかというと、やはり引っ越しによる支出が大きかったと感じる。何より猫がいるので敷金2ヶ月とか平気で取られるのが厳しい。今年NISAを満額できなかったのはこれが原因。

「ストレスを溜め込まない程度には散財する」vs「ある程度の額は貯蓄する」のバランスをうまくとるのが理想ですが、今年は少し支出に寄ってしまった気がします。このバランスにも気をつけていきたい2023年。まずはNISAの満額設定をします。

ブログで雑記を書くようになりました

今読んでいただいているこのブログ、今年の9月ごろから精力的に書くようになりました。2019年あたりでブログ自体は開設していたのですが、院時代の忙しさもあり書く気になれず放置していたんですよね。9月のシルバーウィークに有給をくっつけて9連休にした際に時間ができ、自分のための備忘録として日々の記録をつけようと思い始めたのがきっかけで再開しました。

日々の仕事のことや作った料理のこと、同居人や猫との日常、書いてみると意外とネタがあることに気づき、毎日続けることはできないにしても、週1回ぐらいのペースで更新できるようにはなりました。特に文章もうまくない、ただ起きたことを記録しているだけの雑記ブログになってしまっていますが、それでも少しは反応をいただけることもありとても楽しい日々です。

確かこちらの記事をはてなブログのトップにあげてくださり、いろんな方が見に来てくださった気がします。今までの人生で自分の文章を多くの人に読まれた経験があまりないので、なるほどブログはこういう楽しみもあるのか、と気づけました。

sassoutaikin.com

また、コロナに感染してしまい伺えなかったのですが、日記際にて配られた日記本に私の日記も載せていただいたというのはなんだか初めての経験でなんとも言えない嬉しさがありました。

blog.hatenablog.com

とはいえ何よりも皆さんのブログを読むのが楽しく、私の日々における選択は結構ブログの皆さんに影響されているところもあるのかな、と思うぐらいには更新されたブログ購読が新たな日課・趣味になりつつあります。引き続き仲良くしていただけたら嬉しいです。

まとめ

こうしてまとめてみると、それなりに充実した1年だったのかなと思います。

特に引っ越しだったり散財だったりでプライベートの充実はだいぶ生まれてきており、さらにブログのおかげで、その充実を文章として私の中に消化させることができ、良い循環が生まれている気がします。

ただ一方で、仕事の方は良くも悪くも波風立てず上手く過ごせたという一面が強く、能力的にステップアップしたかと聞かれると、自信を持ってYESと言えません。今の能力を正しく評価され、給与も上がったことはとても喜ばしいことですが、自身の能力を向上させるには今よりもアグレッシブに何かに取り組んで行かなければいけないのではないかなと感じています。せっかくこのような雑記を書く習慣がついてきたので、もっと仕事面、技術的な部分を社内でもどこかのブログでも書く習慣をつけていけたら万々歳。

先述しましたがプライベートの部分で決意したこともあるので、そちらはそちらで引き続き一歩づつ前に進みつつ、仕事面はチャレンジして行けたら。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。


わたしの2022年・2023年にやりたいこと

大晦日、ふと結婚しようと思った

12月30日金曜日、明けて31日土曜日。

友達との飲み会から終電で帰ってきて、最寄り駅で幼馴染に偶然会ったので外で喋り、1時すぎに帰宅する。 実家の広いお風呂に入りながらふと、ちゃんと今の彼女と結婚したいな、と思った。

ベッドに入ってからも、なんで結婚したいと思ったのだろう、と自分の感情を言語化するために3時ぐらいまで考えていた。 結局寝てしまって7時ぐらいに起床したが、頭の中はそのことでいっぱいなのが嫌でもわかった。起きてすぐの脳で考えながら、いまこれを書いている(12月31日 8:00)。


まずそもそも、去年に出会い、今年の春から同棲を始めてから半年が経ち、彼女に対して「将来のパートナーで居続けて欲しいな」と思うようにはなっていた。

育ってきた環境、学んできた環境、働いている環境なども大きく違わず、余暇の興味対象も近く、感情的にも理論的にもしっかりと議論ができる2人になっているし、どこと比較してるかわからんが、比較的相性もいいんだと思っている。

ただパートナーになってもらう手段として、結婚という制度自体は認識しているものの、個人的には特別その手段を選択しなければいけない理由が思いつかなかった。

むしろ結婚という手段は、嫌な部分しか目につかない。 正解のない議論をしなければいけない上に結局誰も良い思いをしないと思っている夫婦同姓制度。 プロポーズや結婚式、理由はわからないけど正しくはこういう流れを踏むものです、という模範的解答が暗黙的に存在している文化。

元々結婚なんてものは親が相手を決めて、家同士で血縁関係を結ぶための制度であったはずで、そんな文化はもうなくなり自由恋愛の結果の結婚が現在なのに、やけに形式ばったところなど、旧時代から受け継いでしまっているイマイチな部分がある気がする。本当に今の世の中でそれが最適なやり方なの?と思うことばかり。

なのでわざわざ結婚という手段を踏むのは個人的に億劫だと感じていたし、パートナーとして2人で支え合って生きていけるのであればその気持ちだけで十分だと思っていた。契約っぽいものが必要なら事実婚と呼ばれる形ですればいい。いつか将来子供を作りたいという気持ちになり、もし授かることになれば生まれてくる子供のために入籍すれば良い、そんな価値観を持っていた。

ただ今回帰省して親や祖母と話したり友達と話したりする中で、嫌なところしか見えていなかった結婚というものが、少しずつ変わっていったような気がする。良いものと思えたわけではないが、その選択をする理由や背景がちょっとは理解できるようにはなった。

大きかったのは、頭では理解していたつもりだったが、2人の関係性は2人のものなのに、他人から見たら「結婚している2人」と「結婚していない2人」に超えられない壁が存在していることに改めてちゃんと気付けたことだと思う。


昨日飲んでいたのは海外旅行に数回行くほど仲良い、高校の時の友達グループ。最近も個人個人とか数人では会っていたが、全員揃うことはレアで、今年の年末は全員で会うことができた。 ちなみに久しぶりに全員で会うのができたのは、私(だけではないが…)が久しく年末に帰っていなかったからだった。

そして久しぶりに年末に友達と会って飲むという行動をして、ああ、この年末特有のお互いの人生進捗を探り合って確かめ合うこの感じが得意じゃなかったんだった、と改めて思い出した。

もう7,8年も前だけど昔は集まるのも好きだったのになと思うと、だんだん苦手になってしまったのは私が大学生の途中から、徐々に王道とされるレールから外れていった生活を送るようになったからだなと今では理解できる。

ブログを購読させてもらっている八月さんが先日、それです!という言語化をされていた。この方は本当に言語化が上手い。勝手ながらブロガーとして崇拝している。

同期と集まると、どうしてもお互いの人生における近況報告になりがちで、ある程度の年齢になると仕方がないっちゃないんだけど、それも如何なものだろうかと自己の振る舞いに悩む。なんだか、みんなで人生の模範的コースのどの辺りにいるのかを確認し合う時間のようで、居た堪れなくなる。この数年で、え〜結婚したの?子供産まれたの?おめでとう、をもう何回言ったか分からない。でもそれを言われない人がいて、でもそういう話題がないからと言って「おめでたくない」訳じゃない。私はとりあえず聞かれたら答えないのも不自然だからサラッと答えるようにはしているけれど、どこまで開示して良いものか、どうしたら全員が楽しい時間になるのかを考えあぐねてしまう。 私がそう考えてしまうのは、私が長らく人生の模範的コース上にほとんどいない半生だったからだと思う。真人間じゃないから、分かりやすい幸せとは無縁な状態のほうがデフォルトで、現在はもらい事故のように同居人と暮らしているけれど、基本はひとりで奔放に生きてきてしまった。恋愛もほとんどしてないし、むしろ出来ないに近かった。 恋愛しない、結婚しない、子を持たない幸せがあることは当然分かっていて、わかっているけれど、毎回毎回、誰々に恋人ができた別れたという話を聞き、「八月ちゃんはなんで彼氏作らないの」「彼氏作ればいいのに」「誰か紹介しよっか?」という悪意のない言葉に晒されつづけていると嫌でも自分が卑屈になっていくのがわかるのだ。恋愛をしているみんなの方が正しくて、とくに欲していない私はどこかズレていて、みんなができることを私はできないのだと考えて、人生の模範的コースを自分の中に内面化してしまう。そして卑屈になっている私に、だんだん周りのみんなが気を遣い始めるのがわかって、それでさらに自己嫌悪するのだった。

道の境界 - 高等遊民前夜

こと私の場合は恋愛もそうだが、恋愛だけでなく就職、キャリア的な部分でも卑屈になっていた。

一時期大学を休んでフラフラしていた期間があるし、新卒で入った会社はみんなが大手有名企業に行く中で、私はそれほど知られていない中規模な会社。

恋愛も高校生から20歳前後まで付き合った子以来、フラフラしていた時期はあれど、今の彼女までまともな恋愛をしたことはなかった。

自分の意思でこの選択をしているし、全くもって後悔はないのだけれど、 「これからどうするの?」「どういうキャリアを想像しているの?」「彼女はできた?」「その子と結婚するの?」という進捗確認に対して模範的回答ができないとみんなが気を遣ってくれる、あの感じ。あの感じを味わうと、だんだんと帰りたくなるのだった。

結婚したらおめでとう!も本当にそうだ。結婚してないからと言って決してマイナスではないはずなのに、結婚=プラスという雰囲気がなぜかそうさせる。 そして集団で会えば会うほどその雰囲気は一般化され加速する。

こーいうのに嫌気がさし年末帰って友達・親戚に会うという行為が億劫になっていたのに、でも今年はなぜ帰ってこれたんだろう、友達たちと会う気になったんだろう、と思うと今の彼女の存在が大きいのかもしれない、と気づいた。

昔の自分に嫌気をもたらしたこの雰囲気に迎合したみたいで自分にうんざりしているけど、「自分も少しは結婚してもいいなと思える彼女がいるよ」という少しは模範的な回答ができる自信を持って帰省したんだな、と昨日の飲み会で思った。

そして同時に、「結婚してもいい人が今いる」と「結婚した人がいる」は客観的に見て越えられない壁があるのも感じた。

私は結婚してもいい人がいるというだけでも十分すぎることだと思っていたけど、第三者から見たら2人の関係性は結婚しないと変わらないのだ。結局「いつ結婚するの?」の回答をしなければいけない。

友達との飲み会でもこれなので、親戚の集まりなんてよりこういった雰囲気は強かった。


ふと私の彼女のことを考える。彼女は結婚したいと常々言ってくれている。事実婚のような選択も理解できるけど、家族のためを思うと結婚したいな、と言っていた。

彼女は私より明らかに社交的で友達も多い。いとこが同年代が多かったりもするのか親戚付き合いも私より精力的だ。

年齢も私より1つ上で、社会人になっているのは2年も先輩だ。「こんな会話が飛び交う場面を何回経験してきたんだろう」と想像してぞっとする。

私と出会う前の数年は知らないとしても、私と出会ってから「彼氏できた?おめでとう!でもまだ社会人1年目か、さすがに結婚は考えてないよね」「彼氏からのプロポーズはまだ?」みたいな言葉を友達上司親戚からかけられているのは、うまいこと私に伝えてくれていたので知っている。その気持ちを当事者として認識し切れていなかったことを反省する。

そんな場を繰り返し経験することで、社会的な立場のために、家族のために、結婚をした方が良いと言う考えに至るのは何らおかしくないと思った。

と同時に、結婚という制度に関して良い点が見えない、という私の個人的思いなんか馬鹿馬鹿しいと思えてきた。

他人から最低限パートナーとして見てもらえる、つまり入籍するということは、自分たちがこの社会において気持ちよくパートナーとして過ごすためにも、するべきなのかもなと思った。


決定的だったのは昨日の夜、終電で帰った最寄駅で、産まれてからずっと一緒に育ってきた同じマンションの幼馴染の女の子に偶然会ったこと。

近所の公園で話し込む。何年も話していなかったので、やっぱり近況報告になる。幼馴染はどうやら大学から7年付き合っている彼氏がいるが、まだ結婚はしていないらしい。いわゆるプロポーズ待ちというやつだった。

でも最近仕事について考えだして、転職とかも考えようかと言っていた。そうすると働く場所を変えるかもしれないし、そうなると結婚もすぐには考えれなくなるかなとも言っていた。

彼氏との間で結婚の話はするし、指輪の号数とかも聞かれるけど、楽しい部分の話をするだけで具体的な話題が出てこないとも。

早くプロポーズしてくれたら、それ起点で仕事のことも考えれるのになあ、なんか宙ぶらりんだなあ、と言っていたのが私にそのまま言っているようでグサグサ横槍が刺さっていた気がした。

あんまり彼女以外の女性と真面目に話す機会もなくなってきてたので、これも結果的に良かった。

女性というだけで生まれてしまう結婚に対して思う観点も色々あるのは重々承知しているはずだった。子供を産むなら…キャリアを考えると…といったものは言葉では理解できる。でもいざ当事者の話を真面目に聞くとおい、男!はやくプロポーズしてあげろよ!!としか思えなかった。私ができていないのに。

ああ、「いつ結婚するの?」と聞いてきた立場側の気持ちはこれか、とも少し思えた。

正直私は男性なので、この問題はやっぱり完全に認識しきれない。でも想像することはできて、悪意なき言葉でいらない心配事が勝手に増えるのかと思うと、やっぱりぞっとする。

どうせ結婚したいと思っているなら早く伝えた方が良い、ともこのとき思った気がする。


そうと決まれば早い方がいい。というか後ろ倒す理由がない。明日、1日の夜に彼女が待っている家に帰るのだけれど、帰ったらちゃんと結婚したい気持ちを言葉にしようと思う。

で、なぜプロポーズの時に指輪を渡さなければならないかよく意味が分からないしそもそも男がプロポーズしなければいけないのも意味がわからないアンチプロポーズ兼アンチ婚約指輪宗派だったのだけれど、いざ結婚しようという気持ちを伝える覚悟を決めると、指輪をあげたくなる気持ちが分からんでもなくなってきた。

いや、正直指輪というモノ自体はどうでもいいが、言葉に重みをつけたくなる。「結婚しよう」という言葉を信頼してほしいのだ。「結婚したいと思っているぐらいパートナーだと思っているよ」と普段から言っているからこそ、覚悟を持った言葉だとどうやって相手に認識させることができるのだろう。

気持ちを込めて言えばいいのか?いや言葉だけだと本気度が伝わらないかもしれない、上手くこの気持ちを言葉にできないかもしれない。花を添えて言えばいいのか?いや花だけじゃ足りないか、攻めるためにはリスクを取らなければいけないはず。なら何かしら買うか、という思考になるのだ。なんだそれ。ダサいなあ。

自分の言葉をちゃんと受け止めてほしいからモノに頼るなんて馬鹿げてるし滑稽だけど、それはそれで人間らしくていいかとも思えてきた。あとはまあ指輪を渡す=プロポーズという先人たちが築いてくれた人間様の文化があるので伝わりやすいという点も、言葉の意味を誤解なく伝えるためにはその文化を利用して伝えた方がいいのかもしれない。とこじつけて正当化する。

結婚指輪をつけたら婚約指輪はつけなくなるのは非生産的で理解し難いし、そもそもプロポーズ=指輪の文化にはあまり迎合したくはないので、指輪だけに絞らず、良いと思ったものを買うつもりでいる。


(12月31日 13:00) 買いました。ミキモトのピアス。ミキモトにしたのは、彼女がもらったよ、と家族に報告することも考えて親世代が聞いてもわかるものが良いのかなということと、個人的にギャルソンコラボとかで目にしていて男性にも真珠つけていいんだよ、と展開してたところなどが好感を持てていた。

相手の服飾趣味はそれなりに理解しているつもりだし、普段使いできる感じがとても私的にも好みだし、おそらく向こうも好みだと思う。喜んでくれますように。

これにしました。 画像引用元

補足しておくと、もともと婚約指輪をあげる文化にあんまり好意的じゃないという意見を伝えているし、彼女も特別欲しいと思っていない・こだわりがないというのも聞いています。結婚指輪は2人で普段使いできるものを選ぼうと話しています。この文章を見てくれた方、彼女のほしい指輪をあげろよ!と怒らないでください。

まあそもそも結婚したいと伝えてOKもらえると確定しているわけではないですが。ちゃんと言えよ明日の自分。

インテリア探索

仕事を納めてから初めての年末年始休日。

午前中に無印とニトリへ。

年始に同居人の友達カップルが遊びに来るということで無印でスリッパを調達する。

あとは歯ブラシ置き場などの下に置いている珪藻土が汚くなっていたのでニトリで新しいやつを調達。

今年の初めに買った時は700円ぐらいだったのに900円ぐらいになっていて物価高を感じる。

www.nitori-net.jp

同居人は今日まで仕事なので、昼ごはん用のおかずを買って帰る。駅地下にある惣菜コーナーは高いものもあれば安いものもあって良い。焼き魚を売ってくれるところがお気に入り。ほっけとシャケを持って帰る。

午後は1人で原宿へ。まずはMoMAとHAY、CIBONEが入っているビルへ。このビルはギャルソンとかマルジェラとか入っていて、東京の富裕感を感じる。そこまで稼いでないよ、、と思いながらまずは3FのMoMAへ。

相変わらずここはセレクトしている品が面白い。感性をくすぐられる感じがとても良い。抽象画で有名なマークロスコのポスターをお持ち帰りした。いつか千葉にあるマークロスコだけが飾ってある展示部屋行ってみたい。

続いてB1FのHAYとCIBONEへ。CIBONEで売られていたブランケットとてもよかったなあ。家にあるソファーが猫にやられて外見が酷い有様なので、ブランケットで隠したいんですよね。来年何かしら買う。

HAYは相変わらず、原色をうまく織り交ぜながら自然に馴染ませるインテリアがHAYっぽくて良い。家の雰囲気を全てHAYのような北欧らしさに寄せたいとは思わないが、ワンポイントで所々HAYみたいな家具があるとセンスいいなあと思う。色使いが素敵な紙のゴミ箱をお持ち帰りした。

最後にIKEAへ。加湿器を置いたりするいい感じるのスツール不足だったのでコスパが良さそうなこちらを購入。組み立てるのも結構楽だしよかった。

そういえば猫にも無害と聞いてフェイクグリーンを買ってみた。今のところ猫はかじる気配がないので安心。やっぱり天然と人工物はわかるよね。

フェイクグリーンが問題なさそうなら、もう少し買い足したい。緑があると間取りに立体感が生まれて良い。

同居人も場所仕事納めたようで、夜はナポリタンを作って食べる。滅多に牛乳は買わないのだけれど先日のマッシュポテトで使ったものが余っていたので牛乳を入れたレシピで初めて使ってみた。ねっとり感が増してより喫茶店感が増した気がする。

明日からの帰省準備をして就寝。